2016年2月27日土曜日

株式会社芳林堂書店が自己破産

株式会社芳林堂書店が自己破産したそうです。

都内駅周辺や埼玉、神奈川などに店舗を展開、「芳林堂書店」(東京都豊島区)が破産

芳林堂は、中学生ときから利用していただけにショックです。出版不況の中、芳林堂と言えども経営が厳しかったんですね。

所沢駅の芳林堂を株式会社書泉(神田神保町にあり、何度か利用したことがあります)が引き継いでくれることを期待します。

株式会社書泉

2016年2月26日金曜日

226事件から80年です。

昭和十一年(1936年)は、皇道派の青年将校に率いられた下士官兵1,483名が尊皇討奸の名のもとに決起した日です。

青年将校は、近衛歩兵第第三聯隊、歩兵第一聯隊、歩兵第第三聯隊、野戦重砲兵第七聯隊などの下士官兵に非常呼集を掛けた上で実弾を配布、岡田啓介首相(予備役海軍大将)、斎藤実内大臣(予備役海軍大将)、鈴木貫太郎侍従長(予備役海軍大将)、教育総監渡辺錠太郎陸軍大将、高橋是清大蔵大臣、警視庁などを襲撃。

岡田、斉藤、鈴木の三大将を的にされた海軍の行動は素早く、宿毛湾で演習中の聯合艦隊は直ちに演習中止、第一艦隊は東京湾に急行、戦艦長門の主砲を国会議事堂に標準、第二艦隊は大阪湾に投錨し、決起部隊に呼応しないように陸軍を牽制、横須賀鎮守府の井上成美参謀長は特別陸戦隊を東京港に急派。帝國の主柱たる、海陸軍が相撃つの可能性がありました。

政府は、首相臨時代理後藤文夫内務大臣主催のもと、海軍と警視庁の反対を押し切って帝都に戒厳令を布告すること決定、東京警備司令官香椎浩平中将を戒厳司令官に任命。
戦後に公開された記録や、関係者の日記、昭和天皇実録などから、国軍の首長であり大元帥たる昭和天皇陛下は、終始決起将校の断固鎮圧を望んでいたことが明らかになっています。

軍首脳を悩ませたのは、決起将校はともかく、上官の命令として叛乱に参加した下士官兵でありました。彼らは、上官の命令に素直に従っただけであり、討伐部隊の銃口の前に晒された事自体、不本意であったでしょう。

帝都東京は、正に未曾有の危機に見舞われたと言ってよく、陸軍首脳部の煮え切らない態度に痺れを切らした大元帥陛下の叱咤に、とうとう戒厳司令官が討伐の奉勅命令の実行を決断、関東各地から集められた鎮圧部隊の圧力もあり、決起将校も部隊の原隊復帰を決断しました。

筆者は、決起将校の國を憂う気持ちを良しとしますが、国軍を正式の命令なしに私に動かしたこに関しては非難します。
昨年の安全保障法制反対論者の中かに、この事件のことを持ち出す人士は少なくありませんでした。確かに、この事件は軍紀の面から見て、甚だ面白くないものです。しかし現在の自衛隊は、完全に政府の統制のものにあり、間違っても反乱を起こす可能性は限りなく零に近いものです。

この事件は未だに謎が多く、当時の皇道派の高級将校が影でどのように立ち回っていたかなど、今後も解明が望まれることが少なくありません。

226事件から80年、改めて日本近代史の大事であったこの出来事を振り返ってみることが重要です。

2016年2月19日金曜日

浅間山荘事件から44年

浅間山荘事件

昨年は、SEALDsなる不逞の輩が跋扈し、それに民主党や社民党、共産党などが附和雷同していましたが、その事に関して思うことがります。

あのどんちゃん騒ぎをニュースで目にして、1972年12月19日に発生し日本全国を驚愕の渦に巻き込んだ「浅間山荘事件」の事を思い出しました。

あさま山荘事件

「浅間山荘事件」は、我が国において共産主義革命が可能だとする妄想が招いた、新左翼過激派の暴力革命遊びでした。その結果、二名の警視庁機動隊退院の生命が奪われ、人質が長時間拘束されました。その中継映像は、日本全国津々浦々に放映され、筆者も小学校の教室で興奮しながら見入っていました。

(当時の担任教師が、この事件は歴史残ることだということで、授業を中止して中継映像を見せてくれました。現在だと、そんなことをしたら授業の邪魔だと、モンペや教育ママパパから総スカンを食らったでしょうね。当時の教員は、良くも悪くも歴史意識を大事する人が少なくなく、特段珍しいことだとは認識しませんでした)

浅間山荘事件は、12月19日に発生し28に犯人5人の検挙、人質1名の救出という結果になりましたが、それは「連合赤軍事件」という陰惨な内ゲバを世間に暴きだす契機となりました。

「連合赤軍事件」の構図が、「山岳ベース事件」と「浅間山荘事件」の二段階となっています。最初は、「浅間山荘事件」が発生し、その捜査の過程で「山岳アジト事件」が明らかになりました。「連合赤軍事件」は、その二つの事件の総称です。

山岳アジト事件は、実に陰惨な事件でありました。革命の同志であったはずの12名の仲間を、リンチという方法で殺害、それを革命という名で覆い隠した欺瞞に満ちた事件です。
昨年の夏に発生した集団ヒステリーですが、その中に全共闘世代を思しき初老の集団が散見されました。彼ら彼女らは、かつての革命幻想に浸っているのでしょうか。現実認識の薄さ、幻想に酔っている姿がSEALDsなる集団に被ります。

ただ、1960年や1970年代の新左翼過激派は、未熟とは言えでも理論がありました。SEALDsは、ノリで騒いでいるだけで哲学や理論が希薄と思えます。

福岡の大学生が曰わったという、「もし本当に中国や韓国が攻めてくるというのなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」の文言、本気とは思えません。

現実認識と理想とのバランスが取れていませんね。

2016年2月17日水曜日

明星カード - クレジットカードと大学の提携カード

三井住友カード株式会社が、明星大学の在学生と卒業生、教職員向けのクレジットカード「明星カード」の発行を開始したと発表しました。

公式クレジットカード「明星カード」のご案内


学生の年会費は無料、卒業生と教職員は一般カードが年会費1,250+消費税、ゴールドカードが年会費10,000+消費税だそうです。
学生向けの特典もあるようで、今後は大学周辺地域との提携したサービスも提供されるそうです。

明星大学は、元々多摩地域から入学する学生が多いのが特徴だったので、上記のような特典が検討されたのでしょうね。まあ、埼玉県所沢市在住の筆者には有り難みが少ないですが(笑)
というわけで、「明星カード」を申請することは、当面無いと思います。JALグローバルカード、Seibu Princeカード、ホンダCカードなど複数のクレジットカードを持っていますので、整理の必要性こそあれ、新たに所有する必要性を感じませんから。

古い時代の人間なので、学生がクレジットカードを利用する時代になったんだなという感想です。
筆者は、社会人となって数年してからクレジットカードの利用を始めました。それまでは、いつもニコニコ現金決済で、それは現在も変わりません。クレジットカードは、借金の先送りという考えがあって、その利用は控えてます。

大学二年生に長男が、JCBカードを使っています。本人には、利用控えを必ず保管、請求書と照らし合わせるように話してあります。
決済代行会社と大学が提携する時代です。そうした社会の流れに逆らっても致し方ない。しかし、その危険性、リスクに関しても若い世代に教育していく必要があると思われます。
明星大学当局が、その辺の如何に考えているか興味があるところです。

はたと思い出しましたが、大学の同窓会費の督促がきています。そろそろ入金しないと。ただ、ネット上で、「憲法違反の安全保障関連法案に反対する明星大学有志の会」なる団体を主催する准教授に論争を挑んだ経緯があるので、もしかしたら同窓会から追い出されるかもしれませんね(笑)


※参考までに
当該団体団体代表から、丁重な返信を頂きました。そのお花畠的発想は同意できませんが、返信してきたことには敬意を表します。









2016年2月12日金曜日

重力波、検出さる

世紀の大ニュースが飛び込んで来ました。20世紀最大の科学者、アルバート・アインシュタイン博士が、その存在を予言したして重力波が確認されたと発表されました。

発見したのでは、米国のカリフォルニア工科大並びにマサチューセッツ工科大などの共同研究チームとのことです。

重力波は、アインシュタイン博士の一般相対性理論から予測され、超新星の観測などにより間接的に証明されてきましたが、先進国の研究機関が直接的な観測を目指して、熾烈な競争を繰り広げてきました。勿論、我が国も東京大学宇宙線研究所が観測装置を制作して、一番乗りと目材して頑張っていました。今回は、残念ながら一番乗りを逃してしまったということですね。

東大は、岐阜県飛騨市神岡町に重力波検出装置「KAGURA」を製作して、一番乗りを目指していました。
(某党の事業仕分けによれば、二番手に良いそうですね。R4さんの感想を聞いてみたいです)


産経新聞記事より引用

宇宙の「重力波」を初検出 米チームが確認 アインシュタインが100年前に予言



「ホーキング宇宙を語る」という本があります。ある時、会社近くの書店で、何気なく見たその本の題名が気になり、衝動買いをしまいた。それが切っ掛けとなり、宇宙論に関する本を読み漁っていた時期があります。
カミオカンデも、野辺山宇宙電波観測所も、その存在はしており、関連の記事があると、新聞をの記事を切り抜いたりもしていました。
そうしたこともあり、重力波も当然、発見されることを期待していました。それが、とうとう確認されたとのこと。

具体的な研究結果が出てくるのは、これからです。日本全国の関係者、世界各国の研究者の活動に期待します。


2016年2月11日木曜日

紀元節の佳き日を寿ぐ

如月十一日は紀元節、人皇初代神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)が御即位遊ばされた、貴き日です。

戦後、紀元節はGHOの命令により廃止されました。その後、その復活を願う国民の粘り強い運動が実を結び、建国記念日が制定されました。しかし、本来は人皇初代神武帝が橿原宮で遊ばされた、日本建国の嚆矢となるなる記念日であります。

我が国の皇室は、人皇初代神武帝より今上陛下まで代を継ぐこと実に百二十五代、連綿と歴史を紡ぐ誇り高い存在と思います。他の国を見回しても、王朝の交代や共和革命、植民地化、国家の併合なく、政権の交代はあっても皇室が連綿と存在している稀有なる存在です。
その稀有な国体が建国された日を、国旗を掲揚し、祝います。

現在も、天皇皇后両陛下、東宮殿下同妃殿下、秋篠宮殿下妃殿下並びに皇室の御方々が日々御公務に励まれて居られます。

本日は、皇室の御方々のご活躍に感謝し、紀元節の佳き日を寿ぎたいと思います。

皇弥栄









2016年2月8日月曜日

「久米の歴史 その生い立ちと時々の物語」

「久米の歴史 その生い立ちと時々の物語」

所沢市は、複数の町村が合併して誕生しました。旧町と呼ばれる地域は旧所沢町。その隣にあったのが、久米村。現在の久米に宮本町、南住吉、西住吉、東住吉、星の宮、松ヶ丘などを含む、広い領域でした。その久米村の歴史を綴った郷土誌が、久米中町町内会より発行されました。

幕府の旗本の知行地が大半を占めていた、久米村の歴史などが解説されています。

所沢は、そのほかに山口村、三ケ島村、荒幡村、富岡村、小手指村、柳瀬村、松井村、北秋津村が独自の村落自治を行っており、川越藩の藩庁の統制にあった川越市との違いが見て取れます。

現在も、かつての村落自治の名残が,市内各地の神社や寺院の祭礼に色濃く残っていると言えるのかもしれません。

この郷土史、所沢の歴史を語る貴重な文献資料だと思います。この郷土史の編纂にあたった下田博之氏と「久米の歴史を綴る会」の皆さん、久米中町町内会の皆さんに敬意を表します。


所沢市立図書館にも収蔵されています。本館と一部の分館で貸し出しを行っているので、是非ご一読をお願いします。

2016年2月3日水曜日

ライオンズで活躍した清原氏が逮捕されました。

ライオンズ、ジャイアンツ、バッファーロズで活躍した清原氏が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたと報道されました。

西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)の黄金時代を支えた活躍した選手であり、誠に残念です。報道では、一年に渡り内偵捜査を行ったとのことです。薬物汚染が、深刻なのだろうと思います。

こうした報道がなされる度に、芸能界などでの特殊な世界での出来事とされがちですが、そう考える根拠はないと思われます。そうでなくて、著名人であるだけに大きく報道されますが、一般人が犯した薬物事案も少なくないと考える方が合理的だと思います。

若者や子供たちが薬物依存に走らないように、社会全体で呼びかけていくことの必要性を感じました。この事件を聞き、長男と次男に注意を呼びかけました。

元プロ野球選手の清原和博容疑者を逮捕 覚醒剤所持容疑、警視庁

※追記
筆者の友人が警察官なのですが、興味深い話を聞きました。
家庭のごく普通の主婦の覚醒剤汚染が増えていると。そして、中毒になった覚醒剤を入手するために、売春などに手を出す。覚醒剤の売買で検挙され、初犯で執行猶予がついても、家庭は崩壊する。

薬物犯罪は、本人だけでなく家族、家庭も崩壊させるという事実も報道する必要がありますね。

2016年2月1日月曜日

ISACA Membership Card

本日、ISACA Membership Cardが到着しました。会員種別は、’Platinum Level Membership’です。
Platinum Level Membershipは、15年以上継続して年会費を納入した会員が認定されます。
自分は、1997年にCISA試験に合格したのですが、前年に入会していますので20年以上、ISACAのメンバーです。

ISACA東京支部は、現在は3000名以上の会員を擁していますが、自分が入会した時点では300名程度であったと記憶しています。
毎月一回開催される月例会も、理事会メンバーの所属企業の会議室を利用、20名程度の参加者でした。講師が手作りの資料を駆使して、一生懸命説明してくれました。プロジェクタなどなく、OHPシートを一枚一枚めくりながら、投影していた姿が懐かしいですね。

説明が終わると、希望者が集まって懇親会。様々な企業から集まったメンバーの話が、とても参考になりました。

メンバーも、情報システムの開発担当者、運用担当者、ソフトウェアの販売会社が大半で、メインフレームの関係者が殆どでしたね。

その内に、公認会計士など監査関係の人も入会するようになってきました。劇的に変化したのは、個人情報保護法の制定と内部統制の必要性が注目を浴びた時でしょう。
自分もISACA東京支部の理事会メンバーでしたが、瞬く間に4桁の数にメンバーが増加して驚きました。

CISA、CISM、CGEITの年会費と東京支部会費を合計して$330。これが、現在の生活を支えいている費用です。と言っても、勤務先に交渉して必要経費として処理してますが(笑)