2015年7月2日木曜日

所沢市の保育園問題


  クーラーの設置問題に引き続き、郷土が揺れています。

  所沢市の育休退園に広がる波紋 少子化対策に逆行・譲り合いを


   それは、保育園の退園問題。この問題を報道するメスメディアの殆どが、中立を装いつつ、なんて酷い自治体なのだということを言外に匂わせている気がします。

クーラー問題も住民投票の結果は、自分の考えとは反対になりました。しかし、あの住民投票は実施すべきなかったという思いは今も変わりません。
民主党左派、日共、自治労、日教組など特定の政治勢力に担がれた、一部父兄の暴走だと言う考えは、今回の保育園問題で益々強まってきました。

あの住民投票では、全有権者が無条件にクーラー設置に賛成した訳ではありません。投票率が3分の1を超えなかったことが、住民が難しい選択を強いられてあ証だと思います。

 クーラー設置に無条件に賛成の人、反対の人、条件付き賛成の人、条件付き反対の人、他の政策課題が大事と思う人等々。
あの住民投票は、政策課題を二者択一で決することの弊害が現れた結果であり、最もしていけない事だったと今も思います。

保育園問題は、一部父兄により提訴に至りました。一審の結果がどうあれ、敗訴した方は上訴することが明らかにです。
市側が勝訴したら、父兄側が高裁、最高裁まで争うでしょうし、逆も然りでしょう。
論点は、今回に政策決定が市長並びに市の裁量権の範囲において、妥当であるか否かだと考えています。

予算が潤沢にあれば、保育園の施設を拡充し、人員を増加させ、全ての待機児童を受け入れれば良いだけです。しかし、所沢市は財政力指数が1を切り、限られた予算で様々な政策を実施しなければならない状況です。
  保育園だけに予算を最優先に投入することが、市民の賛同を得られるか、妥当であるかが問われるのしょうね。
  市長や市には裁量権があります。財政状況等に鑑み、他の自治体では実施出来る政策が、所沢市では残念ながら実施できないこともあるでしょう。殊更に、他の自治体の事例を出して、市の政策に反対することに妥当性を感じません。
   政策の実施者は、現実認識が問われます。天からお金が降ってくることがありませんから。

   そこで、統一地方選で落選した日共の候補者の御託宣思い出します。その某候補者と、クーラー問題で議論になりました。某候補者は、市内の全小中学校にクーラーを設置すべしと言う。小生が予算の事を問うと、気持ちの問題だ、気持ちがあれば予算は天から降ってくると。呆れました。

   その日共が、今回の問題でも、全ての待機児童の無条件受け入れを主張しています。市の財政は、どなるのでしょう。その某落選候補に聞いて見たいものです。

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