週刊朝日の記事です。一部を引用致します。
脳梗塞
脳梗塞を起こすと、後遺症で要介護状態になることがある。まひなどの後遺症が残ると、リハビリテーションしか有効な方法がなかったが、再生医療で脳の細胞を再生する治療薬が数年後にも登場する。
4月に東証マザーズに上場したバイオベンチャーのサンバイオと開発パートナーの大日本住友製薬は、2020年の米国での承認取得に向け、再生医療による慢性期の脳梗塞治療の臨床試験(治験)を米国で行っている。 2社などが開発を進めるのは、骨髄の中にある細胞を使い、脳梗塞で傷んだ脳の神経の再生をうながす「細胞医薬品」だ。
引用した記事中、最も興味を引かれたのは下線部の説明です。自分も、脳出血で細胞の一部が破壊されています。その細胞が再生されれば、高次脳機能障害が改善する可能性があります。
まひの症状が出ていた場合、完全に治癒しなくても、日常生活が改善するだけでも患者さん達にとっては、朗報であることには間違いありません。
山中伸弥教授がiPS細胞を発表して以来、再生医療に期待を欠けている患者は、少なくないと思います。自分は、年齢的に間に合わないかもしれませんが、iPS細胞により細胞が蘇る可能性があるだけで、希望が持てます。
35年前、父親が脳挫傷となりました。当時、高次脳機能障害という言葉はありませんでしたが、脳の機能に障害あったことは間違いはありません。その父親は24年前に他界しましたが、高次脳機能障害に回復の可能性が出てきただけで、隔世の感です。
自分には間に合わない可能性が高いですが、それでも日夜研究に勤しんでいるiPS細胞に関係者に、励ましのエールを送りたいと思います。
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