10月10日の金曜日、帰宅途上で思わぬ怪我を負ってしまいました。
金曜日に、友人たちと待ち合わせて、一杯やってから帰宅しました。駅近くの駐輪場から自宅まで、自転車での帰宅途上、おそらくカバンのストラップが前輪にからまり、自転車が前方に回転し、私自身は投げ出されて顔面を強打し、怪我をしてしまいました。
怪我の状況は、唇の上下に裂傷、上側前歯3本が損傷、内1本は救いようがないという診断でした。放置しておくと回りの歯に悪影響を与えるということで抜歯しました。残り2本は、亀裂が入っており、暫く様子をみて、抜歯をするか判断することになっています。昨日の診察では、普段の状態で痛みがないので、抜歯しない方向で検討しましょうとのことで、少しばかり希望が。残り二本も駄目となると、部分入れ歯にしか方法が無くなります。金銭的にも痛いですから。
外科医と歯科医の診療を受けました。外科の方は、特に施すことはなく、自然に治癒するのを待ちましょうと言うことで、特に変わったことがない限り、通院しないことになりました。
歯科の方は、少し症状が深刻で、暫く通院になります。通院しながら、損傷した残り2本の前歯の様子を見つつ、治療方法を模索することになります。亀裂が回復した想定すると、治療の選択肢は下記の通りです。
�� ブリッジ
2 インプラント
3 入れ歯
2のインプラントは、人工の歯根を顎骨に植え込み、その人工歯根に義歯を装着する術式です。今後のことを考えると、一番望ましい方法らしいのですが、惜しむらくは保険適用外とのこと。中耳炎の手術で費用が嵩んでいるので、保険外診療は選択できません。
1のブリッジは、抜歯した歯の両側(前後)の歯を支柱にし、義歯をブリッジ状に装着する方法です。両側(前後)の歯を削り、支柱として利用できる形に整形します。そこの3本の連続した歯に相当する形に作成された義歯を装着します。この方法の条件は、両側(前後)が健全であること。私は、連続した3本の歯が損傷し、前から見て右端の歯を抜歯しました。従って、抜歯した歯の右側は無傷ですが、左側に亀裂があり様子身状態です。この左側の歯が回復すれば、この治療を選択可能です。奥歯の場合、金属色でしか保険適用が出来ないようですが、幸い前歯は色の調整も保険適用とのこと。デメリットとしては、支柱のなる健全な歯を削ってしまう、三本の歯にかかる力を2本で支える、支柱の歯の寿命が短くなるということ等らしいです。ですから、若い人にとっては決心が必要らしいです。場合によっては、歯列の矯正により抜歯した歯の隙間を埋めるのもあり、とのことです。
私も場合、若くもないので、デメリットを把握しつつ食事方法というか、咀嚼方法の改善することで、このブリッジ両方を選択しよう考えています。いずれにしても、元には戻らないのですから。
3の入れ歯ですが、もし残りの2本の歯も諦めることになった場合、費用面からインプラントを選べない以上、他に選択肢がありません。3本以上の連続した歯の欠損には、ブリッジという方法は使えないのだそうです。ブリッジなる2本の歯で、五本分の圧力に耐えることは出来無いからです。
兎にも角にも、亀裂が入った2本の歯の回復を祈るしか、現時点ではありませんね。
10月10日から、食事はヨーグルトや食パンを牛乳に浸したもの、ご飯の水漬けなどなどです。歯科医から、前歯で噛み切るという行為を禁止されているのと、唇の裂傷が口内にあるので、刺激物や熱いものが、駄目だからです。殆ど、口から直接流し込むしかないので、満腹感というか満足感もなく、大変です。唇の裂傷が治癒してくれれば、もう少し何とかなると思います。裂傷の方は、思いのほか早く回復しているので、今週末か来週初めには元に戻りそうです。それまでは、栄養的にはともかく、満足感のない食事が続きます。
歯は、大事ですね。
八国山と焼団子と山田うどんと埼玉西武ライオンズ。 この4つは、自分にとって郷土の象徴です。子供時代の遊び場にしてトトロの舞台と呼ばれている八国山。焼団子と山田うどんは、所沢市民のソウルフード。地元に本境地をおく埼玉西武ライオンズ。 私は、所沢生まれの元情報システムエンジニア。郷土を愛するエンジニアのBlogです。
2008年10月14日火曜日
2008年10月10日金曜日
金融危機と会計監査
当Blogに記のコメントが投稿されました。ので、サブプライム・ローン問題を起点とする現在の金融危機について、考えていることを述べます。
http://masse01.blog11.fc2.com/blog-entry-234.html#comment130
私が、最も気になっているのは、このサブプライム・ローンのリスク管理です。このサブプライム・ローンは、返済可能性の低い人達に、将来の住宅価格の値上がりを見越して貸し付けたものですね。‘将来の住宅価格の値上がり’という前提を除外した場合、債務者の収入の観点からの返済可能性が低く、焦げ付きリスクの高い債権であった筈です。
債務者に融資した金融機関は、サブプライム・ローン関連の債権を売却して現金化します。債権を買い取った企業は、証券化して販売する。焦げ付きリスクの高い債権ですから、売却価格も証券の利回りもリスクに相応したものになっていたと考えられます。サブプライム・ローンの本来のリスクが反映したいたとも言えるでしょう。私もこの段階までは、金融手法として問題ないと、素人ながら思っています。その理由は、顕在化しているリスクが債権売却価格、証券の利回りに反映されていたであろうと予想されるからです。
焦げ付きリスクの高い債権ですから、売却価格も足元を見られるでしょうし、その証券も高利回りでないと売り物にならない、高リターンであるが高リスクでもある金融商品として認識されたでしょう。
証券化されたサブプライム・ローン、さらに分割されます。リスクを小口に分けるということですね。素人考えですが、リスクが利回りに反映している限り、問題はないと思います。
次の段階で、分割さえたサブプライム・ローン証券、他の金融商品と組み合わされ、パッケージされた新たな金融商品として生まれ変わります。私は、ここに落し穴あったのだと思えるのです。他の、優良な金融商品と抱き合わせることで、分割さえたプライム・ローン証券が持つ高いリスクが水面下に隠れてしまったのではないかと思うのです。優良な金融商品と組み合わせたからと言って、借り手の破綻の可能性が低くなることはなく、債権が焦げ付くリスクが無くなることはありません。しかし、優良な金融商品と組み合わせることで、あたかも債務者が持つリスクが解消したかのように錯覚してしまった、させたいたのでないか。そのような気がしてなりません。
サブプライム・ローン関連の債権を売却する、証券化する、小口化する。ここまでの金融手法は、リスクが顕在化(債権売却価格、利回り)しており、問題なしと思います。次の段階で、他の金融商品と抱き合わせることで、顕在化していたリスクが隠されてしまったとしたら、その手法に問題無しとは言えないのでは。これが、素人判断でありますが、私の見解です。
金融の専門家のご意見を伺いたいのですが、個人投資家を市場に呼び戻したいのであれば、個人が正しくリスクを判断できるということが重要だと思います。
http://masse01.blog11.fc2.com/blog-entry-234.html#comment130
私が、最も気になっているのは、このサブプライム・ローンのリスク管理です。このサブプライム・ローンは、返済可能性の低い人達に、将来の住宅価格の値上がりを見越して貸し付けたものですね。‘将来の住宅価格の値上がり’という前提を除外した場合、債務者の収入の観点からの返済可能性が低く、焦げ付きリスクの高い債権であった筈です。
債務者に融資した金融機関は、サブプライム・ローン関連の債権を売却して現金化します。債権を買い取った企業は、証券化して販売する。焦げ付きリスクの高い債権ですから、売却価格も証券の利回りもリスクに相応したものになっていたと考えられます。サブプライム・ローンの本来のリスクが反映したいたとも言えるでしょう。私もこの段階までは、金融手法として問題ないと、素人ながら思っています。その理由は、顕在化しているリスクが債権売却価格、証券の利回りに反映されていたであろうと予想されるからです。
焦げ付きリスクの高い債権ですから、売却価格も足元を見られるでしょうし、その証券も高利回りでないと売り物にならない、高リターンであるが高リスクでもある金融商品として認識されたでしょう。
証券化されたサブプライム・ローン、さらに分割されます。リスクを小口に分けるということですね。素人考えですが、リスクが利回りに反映している限り、問題はないと思います。
次の段階で、分割さえたサブプライム・ローン証券、他の金融商品と組み合わされ、パッケージされた新たな金融商品として生まれ変わります。私は、ここに落し穴あったのだと思えるのです。他の、優良な金融商品と抱き合わせることで、分割さえたプライム・ローン証券が持つ高いリスクが水面下に隠れてしまったのではないかと思うのです。優良な金融商品と組み合わせたからと言って、借り手の破綻の可能性が低くなることはなく、債権が焦げ付くリスクが無くなることはありません。しかし、優良な金融商品と組み合わせることで、あたかも債務者が持つリスクが解消したかのように錯覚してしまった、させたいたのでないか。そのような気がしてなりません。
サブプライム・ローン関連の債権を売却する、証券化する、小口化する。ここまでの金融手法は、リスクが顕在化(債権売却価格、利回り)しており、問題なしと思います。次の段階で、他の金融商品と抱き合わせることで、顕在化していたリスクが隠されてしまったとしたら、その手法に問題無しとは言えないのでは。これが、素人判断でありますが、私の見解です。
金融の専門家のご意見を伺いたいのですが、個人投資家を市場に呼び戻したいのであれば、個人が正しくリスクを判断できるということが重要だと思います。
2008年10月9日木曜日
連日の受賞 - 下村脩博士にもノーベル化学賞授賞
ノーベル物理学賞に続き、化学賞での日本人受賞者です。報道を読む限る、やはり基礎科学における業績のようですね。
同一年に4人のノーベル賞受賞者誕生、金融危機や株価下落、経済の先行き不安など暗いニュースが続くなかでの明るい話題が続きのはいいですね。
(そういえば、小柴博士と田中氏が受賞した6年前も、拉致問題で日本全国が憤慨して、国内の雰囲気としては、決して明るいとはいえない状況でしたね)
同一年に4人のノーベル賞受賞者誕生、金融危機や株価下落、経済の先行き不安など暗いニュースが続くなかでの明るい話題が続きのはいいですね。
(そういえば、小柴博士と田中氏が受賞した6年前も、拉致問題で日本全国が憤慨して、国内の雰囲気としては、決して明るいとはいえない状況でしたね)
2008年10月8日水曜日
南部博士 益川博士 小林博士 - ノーベル物理学賞受賞
やりました。6年ぶりのノーベル賞受賞、それも物理学部門で3人です。厳密に言うと、南部博士は米国に帰化しているので、受賞国のカウントでは日本ではありませんが。
南部博士が自発的対象性の破れの理論、益川博士と小林博士がCP対象性の破れの理論的解明がが受(授)賞理由とのことですが、社会学専行の私にはお手上げです。
賞金は、南部博士が総額に1/2、益川博士と小林博士が1/4づつということ。これは、自発的対象性の破れが南部博士単独の、CP対象性の破れが益川博士と小林博士の共同の実績ということだからでしょうね。
解説は、報道に委ねることにして、今回の受賞についての感想です。
十数年前、気紛れに買った一冊の本がありました。題名は「ホーキング、宇宙を語る」。著者は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で体の自由が無くなっていた、車椅子の天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士です。宇宙の成り立ちについての、一般向けの本ということですが、難しかったですね。特殊相対性理論、一般相対性理論、量子力学、宇宙論、天体物理学・・・てんこ盛りです。それから、数年の間に物理学、天文学、宇宙論、相対論等の解説書、科学雑誌などを買って、読み耽っていた時期がありました。現在も毎月購読している科学雑誌のニュートンも、実はこの時期に買い始めたのです。今でも自宅には、この時期に買い集めた解説書やエッセイ雑誌などが、おそらく100冊以上、本棚に眠っています。
で、理解できたかと問われると、理解できないことを悟ったというのが正直なところです。
これらの解説書等で、量子力学や宇宙論などで必ず触れられるのが、自発的対象性の破れ、CP対象性の破れであり、その理論の提唱者として、今回ノーベル証を受賞した南部陽一郎博士、益川敏英博士、小林誠博士の三人が紹介されていました。そして、ノーベル賞受賞に値する画期的な業績であるとも強調されていました。報道にあるように、遅すぎた受賞というのも肯けます。
6年前の小柴博士は、ニュートリノに関する実験や観測で画期的な成果を生み出したことによって受賞しました。今期は、純粋な理論的業績に対しての受(授)賞であり、実験と理論の両面において、我が国の物理学の水準が高きレベルのあることを示したと言えます。
とある報道番組で、評論家の立花隆氏が、今回の三人の受賞は、日本の物理学会全体の悲願であり、そのために学会全体が取り組んできたとの発言がありました。様々な書籍での、3人の取上げ方をみると、そうだろうなと納得できます。
三人の受賞者の研究成果が、日常の生活のどのような影響を及ぼすかについては、何とも言えません。少なくとも、現在は物理学の真理の追究という範疇に留まっています。しかし、100年前にアルバート・アインシュタイン博士が特殊相対性理論を世に送り出し、世界で最も単純で美しい方程式と言われた、e = mc2も当初は、理論上の存在だと認識されていました。しかし、その後に原子核分裂反応、原子核融合反応が実現し、実態社会に正負様々な影響をもたらしていることは周知の事実です。物理学の真理の追究のみと言い切ってしまうことには躊躇を覚えます。将来、三人の受賞者の成果が、人類に何らかの影響を及ぼす(平和的なものであることが望ましいですが)こともあるかもしませんね。
今回の受賞のニュースを聞きつつ、考えたことです。
南部博士、益川博士、小林博士 ノーベル賞受賞おめでとうございます。
南部博士が自発的対象性の破れの理論、益川博士と小林博士がCP対象性の破れの理論的解明がが受(授)賞理由とのことですが、社会学専行の私にはお手上げです。
賞金は、南部博士が総額に1/2、益川博士と小林博士が1/4づつということ。これは、自発的対象性の破れが南部博士単独の、CP対象性の破れが益川博士と小林博士の共同の実績ということだからでしょうね。
解説は、報道に委ねることにして、今回の受賞についての感想です。
十数年前、気紛れに買った一冊の本がありました。題名は「ホーキング、宇宙を語る」。著者は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で体の自由が無くなっていた、車椅子の天才物理学者スティーヴン・ホーキング博士です。宇宙の成り立ちについての、一般向けの本ということですが、難しかったですね。特殊相対性理論、一般相対性理論、量子力学、宇宙論、天体物理学・・・てんこ盛りです。それから、数年の間に物理学、天文学、宇宙論、相対論等の解説書、科学雑誌などを買って、読み耽っていた時期がありました。現在も毎月購読している科学雑誌のニュートンも、実はこの時期に買い始めたのです。今でも自宅には、この時期に買い集めた解説書やエッセイ雑誌などが、おそらく100冊以上、本棚に眠っています。
で、理解できたかと問われると、理解できないことを悟ったというのが正直なところです。
これらの解説書等で、量子力学や宇宙論などで必ず触れられるのが、自発的対象性の破れ、CP対象性の破れであり、その理論の提唱者として、今回ノーベル証を受賞した南部陽一郎博士、益川敏英博士、小林誠博士の三人が紹介されていました。そして、ノーベル賞受賞に値する画期的な業績であるとも強調されていました。報道にあるように、遅すぎた受賞というのも肯けます。
6年前の小柴博士は、ニュートリノに関する実験や観測で画期的な成果を生み出したことによって受賞しました。今期は、純粋な理論的業績に対しての受(授)賞であり、実験と理論の両面において、我が国の物理学の水準が高きレベルのあることを示したと言えます。
とある報道番組で、評論家の立花隆氏が、今回の三人の受賞は、日本の物理学会全体の悲願であり、そのために学会全体が取り組んできたとの発言がありました。様々な書籍での、3人の取上げ方をみると、そうだろうなと納得できます。
三人の受賞者の研究成果が、日常の生活のどのような影響を及ぼすかについては、何とも言えません。少なくとも、現在は物理学の真理の追究という範疇に留まっています。しかし、100年前にアルバート・アインシュタイン博士が特殊相対性理論を世に送り出し、世界で最も単純で美しい方程式と言われた、e = mc2も当初は、理論上の存在だと認識されていました。しかし、その後に原子核分裂反応、原子核融合反応が実現し、実態社会に正負様々な影響をもたらしていることは周知の事実です。物理学の真理の追究のみと言い切ってしまうことには躊躇を覚えます。将来、三人の受賞者の成果が、人類に何らかの影響を及ぼす(平和的なものであることが望ましいですが)こともあるかもしませんね。
今回の受賞のニュースを聞きつつ、考えたことです。
南部博士、益川博士、小林博士 ノーベル賞受賞おめでとうございます。
2008年10月7日火曜日
MRI(核磁気共鳴画像法)検査を受けてきました.
本日午前中、埼玉県内某市の某医院において、MRI(核磁気共鳴画像法)検査を受けてきました。これは、治療継続中の右耳内耳内の‘ゴミ’(主治医の表現)の診断のためです。CT(コンピュータ断層撮影)は済んでいるのですが、内耳が‘ゴミ’で塞がれているのは確かなのですが、その‘ゴミ’の正体を判断するための検査です。
真珠腫性中耳炎なのか、それとも慢性中耳炎なのかが、今回の検査ではっきりするかもしれません。ただ、いずれにしても手術のため再入院が必要なのですがね。
しかし、核磁気共鳴画像法、何とも凄い名称ですね。放射線を目一杯浴びてしまいそうです。何と言っても、‘核’ですから。でも、このMRI(核磁気共鳴画像法)、放射線は一切発生しないそうです。磁気を利用することでおこる人体を構成する物質(おもに水素)の変化を画像にするそうです。詳しいことは全然分かりませんが、CTと異なり放射線を人体に放射しないことが特徴のようです。もちろん、CTとは目的が異なるので、MRIだけでいいじゃないかとは、ならないのですが。
MRI(核磁気共鳴画像法)
今回は防衛医科大学校病院からのMRI検査依頼ということで、某医院に行ってきました。防衛医科大学校病院にもMRI検査の機器はあるのですが、順番待ち状態なので、外部の提携医療機関に依頼し、受診とあいなったのです。
MRI装置に横たわり、頭部を専用の台に乗せます。そうすると、検査技師さんが撮影中に頭部が動かないように固定します。まず、ベルトで頭頂部と顎を固定、顔全体にマスク(キャッチャーが使っているようなもの)を被せ、頭部を置いた台に固定します。この状態で、まず5分~10分程度撮影しました。その後、造影剤を注射後に再度撮影です。造影剤には副作用がでる場合があるようですが、私は幸いに無事でありました。
撮影データは、全てデジタル化されているようなので、結果が分かるまで時間は掛からないようですが、私の場合は防衛医大からの委託なので、来週の通院時に検査結果を聞く予定になっています。
本日の医療費、\10,760でありました。防衛医大でのCTスキャンが約\50,00でしたから、2倍です。入院費は、健保からの高額療養費と特別給付、生命保険の入院給付金で100%カバーしましたが(実際の給付まで、タイムラグがありますが)、日々の通院にかかる費用が馬鹿になりません。
この検査結果で、手術の様式がきまり、再入院の日程の話にもなると思います。越年はしたくないな、というのが正直なところですね。
真珠腫性中耳炎なのか、それとも慢性中耳炎なのかが、今回の検査ではっきりするかもしれません。ただ、いずれにしても手術のため再入院が必要なのですがね。
しかし、核磁気共鳴画像法、何とも凄い名称ですね。放射線を目一杯浴びてしまいそうです。何と言っても、‘核’ですから。でも、このMRI(核磁気共鳴画像法)、放射線は一切発生しないそうです。磁気を利用することでおこる人体を構成する物質(おもに水素)の変化を画像にするそうです。詳しいことは全然分かりませんが、CTと異なり放射線を人体に放射しないことが特徴のようです。もちろん、CTとは目的が異なるので、MRIだけでいいじゃないかとは、ならないのですが。
MRI(核磁気共鳴画像法)
今回は防衛医科大学校病院からのMRI検査依頼ということで、某医院に行ってきました。防衛医科大学校病院にもMRI検査の機器はあるのですが、順番待ち状態なので、外部の提携医療機関に依頼し、受診とあいなったのです。
MRI装置に横たわり、頭部を専用の台に乗せます。そうすると、検査技師さんが撮影中に頭部が動かないように固定します。まず、ベルトで頭頂部と顎を固定、顔全体にマスク(キャッチャーが使っているようなもの)を被せ、頭部を置いた台に固定します。この状態で、まず5分~10分程度撮影しました。その後、造影剤を注射後に再度撮影です。造影剤には副作用がでる場合があるようですが、私は幸いに無事でありました。
撮影データは、全てデジタル化されているようなので、結果が分かるまで時間は掛からないようですが、私の場合は防衛医大からの委託なので、来週の通院時に検査結果を聞く予定になっています。
本日の医療費、\10,760でありました。防衛医大でのCTスキャンが約\50,00でしたから、2倍です。入院費は、健保からの高額療養費と特別給付、生命保険の入院給付金で100%カバーしましたが(実際の給付まで、タイムラグがありますが)、日々の通院にかかる費用が馬鹿になりません。
この検査結果で、手術の様式がきまり、再入院の日程の話にもなると思います。越年はしたくないな、というのが正直なところですね。
2008年10月6日月曜日
CPEは着実に
2008年10月3日金曜日
NASAとコンピュータ
私が購読している月刊誌があります。10数年、毎月購入しており、欠かしたことはありません(記憶の限りでは)。それは、文藝春秋の総合文芸誌の月刊文藝春秋、それとニュートンプレス社の科学雑誌であるニュートンです。
私の通勤用の鞄には、文藝春秋かニュートンの何れかが入っています。通勤と帰宅の時間帯を読書時間としています。
文藝集春秋が毎月10日の発売、ビュートンが27日前後です。何れかの雑誌が読み終わると頃に、もう片方の雑誌の発売日という循環です。現在(2008年10月3日)は、ニュートン11月号を読んでいます。そのニュートンですが、今月号はNASA(米国航空宇宙局)の設立50周年特集です。何で日本の雑誌でNASA50周年記念号なのかという気もしますが、人類の宇宙開発の歴史上、NASAの果たした役割や功績は大きいものがあるのも事実ですから、その50年を振り返るのも興味深いですね。
ところで、NASAとコンピュータの歴史は切っても切れない関係があります。コンピュータ無しでは、宇宙開発成り立たなかったですし、コンピュータの発達にはおける宇宙開発の歩みを同様です。
米国の宇宙開発の歴史において、最も栄光に包まれた計画はアポロ計画であったこと議論の余地なきことと思います。1969年7月20日、月着陸船イーグル号が月面に着陸、人類が地球以外の天体に始めて降り立ちました。そのアポロ計画ですが、コンピュータ無しではとても実現できなかったと言われています。三人の宇宙飛行士を月までおくり、帰還させるためには、その軌道を正確に計算しなければならず、その計算はと地球と月、そして宇宙船に働く重力を考慮にいれた複雑なものです。当時の最新鋭最高性能のコンピュータとて、現在のパソコンと比較した場合、遥かに下回る演算能力であったのに、よく計算できたものです。実際、よくアポロ宇宙船の飛行を制御できたものだ、という評価もあるようです。私は、ハードやソフトウェアではなく、その利用方法、ノウハウが優れていたのだと推測しています。
アポロ計画後、スカイラブ計画やソ連(若い方にとっては私語かもしれません)との共同である、アポロ・ソユーズ計画の後は、太陽系内の惑星への無人探査機による惑星観測が主流になります。火星、木星、土星やなどへの無人探査機が打ち上げられます。それらの無人探査機は、一直線に目標惑星と会合点を目指したのではありませんでした。理論的には可能であっても、地球や太陽の重力、場合のよっては木星土星という巨大ガス惑星の引力に抗していくことは容易ではありません。一定上の推進力を維持する必要がありますが、そのためには、当然に多くの燃料が必要であり、探査機が重くなってしまいます。
燃料の節約のため、惑星の重力を利用し加減速する事が考案されました。加速したいときは利用する天体方向に無人探査機のコースを変え、当該惑星の引力に引っ張られることで加速し、減速する際には当該惑星の公転方向と逆向きコースで、探査機をすれ違いさせることで、引力が速度が相殺されることで、速度が抑えられます。この方法を利用するためには、無人探査機の軌道を精密に計算する必要があります。軌道を間違えると当該惑星へ衝突するなどのリスクがあります。惑星の軌道や引力を考慮し、無人探査機の軌道を計算することは、人力では現実的には無理でしょう。
IBMのメインフレームのOSを構成する極めて重要なサブシステムに、Job Entry Subsystem (JES、ジョブ入力サブシステム)、JES2とかJES3と呼ばれるものがあります。私も、散々お世話になり、また苦しめられました。このサブシステムは、元々はIBM がNASAのために設計、開発したHASP ( the Houston Automatic Spooling Program ) が発展したものです(IBMではなく、NASA自身が開発したという話も聞いたことがあります)。このHASPが汎用化され、発達し、JESと名称をかえつつ、現在のIBMメインフレームの最新シリーズである、z/OSにおいても重要なサブシステムとして、存在し続けています。
このようにNASAにおける宇宙開発では、ボーイングやロッキード、フェアチャイルドといった巨大航空宇宙関連(軍事)企業だけでなく、IBMも重要な役割を果たしてきたと言えます。
コンピュータの支援によって、宇宙開発は実現し、宇宙開発によってコンピュータの発展が促されていました。
コンピュータの発達と宇宙開発、不即不離に関係であると言えます。互いに影響を与えながら、共に発展してきたと言えるでしょう。そして、そのコンピュータが高性能化、小型化し、個々の家庭に常備され、持ち歩かれ、インターネットによりネット化され、現在の状況に至りました。
と、ニュートンのNASA50周年特集を読みつつ、思ったのでありました。
私の通勤用の鞄には、文藝春秋かニュートンの何れかが入っています。通勤と帰宅の時間帯を読書時間としています。
文藝集春秋が毎月10日の発売、ビュートンが27日前後です。何れかの雑誌が読み終わると頃に、もう片方の雑誌の発売日という循環です。現在(2008年10月3日)は、ニュートン11月号を読んでいます。そのニュートンですが、今月号はNASA(米国航空宇宙局)の設立50周年特集です。何で日本の雑誌でNASA50周年記念号なのかという気もしますが、人類の宇宙開発の歴史上、NASAの果たした役割や功績は大きいものがあるのも事実ですから、その50年を振り返るのも興味深いですね。
ところで、NASAとコンピュータの歴史は切っても切れない関係があります。コンピュータ無しでは、宇宙開発成り立たなかったですし、コンピュータの発達にはおける宇宙開発の歩みを同様です。
米国の宇宙開発の歴史において、最も栄光に包まれた計画はアポロ計画であったこと議論の余地なきことと思います。1969年7月20日、月着陸船イーグル号が月面に着陸、人類が地球以外の天体に始めて降り立ちました。そのアポロ計画ですが、コンピュータ無しではとても実現できなかったと言われています。三人の宇宙飛行士を月までおくり、帰還させるためには、その軌道を正確に計算しなければならず、その計算はと地球と月、そして宇宙船に働く重力を考慮にいれた複雑なものです。当時の最新鋭最高性能のコンピュータとて、現在のパソコンと比較した場合、遥かに下回る演算能力であったのに、よく計算できたものです。実際、よくアポロ宇宙船の飛行を制御できたものだ、という評価もあるようです。私は、ハードやソフトウェアではなく、その利用方法、ノウハウが優れていたのだと推測しています。
アポロ計画後、スカイラブ計画やソ連(若い方にとっては私語かもしれません)との共同である、アポロ・ソユーズ計画の後は、太陽系内の惑星への無人探査機による惑星観測が主流になります。火星、木星、土星やなどへの無人探査機が打ち上げられます。それらの無人探査機は、一直線に目標惑星と会合点を目指したのではありませんでした。理論的には可能であっても、地球や太陽の重力、場合のよっては木星土星という巨大ガス惑星の引力に抗していくことは容易ではありません。一定上の推進力を維持する必要がありますが、そのためには、当然に多くの燃料が必要であり、探査機が重くなってしまいます。
燃料の節約のため、惑星の重力を利用し加減速する事が考案されました。加速したいときは利用する天体方向に無人探査機のコースを変え、当該惑星の引力に引っ張られることで加速し、減速する際には当該惑星の公転方向と逆向きコースで、探査機をすれ違いさせることで、引力が速度が相殺されることで、速度が抑えられます。この方法を利用するためには、無人探査機の軌道を精密に計算する必要があります。軌道を間違えると当該惑星へ衝突するなどのリスクがあります。惑星の軌道や引力を考慮し、無人探査機の軌道を計算することは、人力では現実的には無理でしょう。
IBMのメインフレームのOSを構成する極めて重要なサブシステムに、Job Entry Subsystem (JES、ジョブ入力サブシステム)、JES2とかJES3と呼ばれるものがあります。私も、散々お世話になり、また苦しめられました。このサブシステムは、元々はIBM がNASAのために設計、開発したHASP ( the Houston Automatic Spooling Program ) が発展したものです(IBMではなく、NASA自身が開発したという話も聞いたことがあります)。このHASPが汎用化され、発達し、JESと名称をかえつつ、現在のIBMメインフレームの最新シリーズである、z/OSにおいても重要なサブシステムとして、存在し続けています。
このようにNASAにおける宇宙開発では、ボーイングやロッキード、フェアチャイルドといった巨大航空宇宙関連(軍事)企業だけでなく、IBMも重要な役割を果たしてきたと言えます。
コンピュータの支援によって、宇宙開発は実現し、宇宙開発によってコンピュータの発展が促されていました。
コンピュータの発達と宇宙開発、不即不離に関係であると言えます。互いに影響を与えながら、共に発展してきたと言えるでしょう。そして、そのコンピュータが高性能化、小型化し、個々の家庭に常備され、持ち歩かれ、インターネットによりネット化され、現在の状況に至りました。
と、ニュートンのNASA50周年特集を読みつつ、思ったのでありました。
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