2008年11月27日木曜日

たいへんな手術のようですが頑張ってください

既報の通り、慢性中耳炎の治療のため、2週間の予定で防衛医科大学校病院に入院、その間に鼓室形成手術を受けます。我が家の最高主権者に、病院まで車で送ってもらう予定です。

病院には、PCを持ち込むことはしませんので、当Blogの更新もできません。また、投稿されたコメントやトラックバックの承認もできません(当Blogは、spam防止のためにコメント投稿とトラックバックは、管理者承認制です)。

それでは、退院後に!

2008年11月17日月曜日

今年の9月8日から23日まで、防衛医科大学校病院耳鼻咽喉科病棟に入院しておりましたが、11月26日から二週間の予定で再入院します。前回は、外耳道の炎症と腫れを治癒させるための入院でしたが、今回は慢性中耳炎の根治を目的としており、そのために鼓室形成手術を受けることになりました。

慢性中耳炎について

 

26日に入院、28日手術の予定です。
鼓室形成術について
乳突削開術というのを受けるのですが、耳(私の場合は、右耳)の後ろを切開、そこにある骨の高まり(これは乳突洞と呼ばれる空洞だそうですが)を削り、そこから中耳まで広がっている空洞を利用して、患部の治療を行うのだそうです。つまり、頭蓋骨の一部を削る訳です。何か、凄いことになってきました。
私の場合、中耳内の炎症の除去と鼓膜再生、耳小骨治療がが予定されています。
炎症の治療ででは、中耳内で炎症を起こしている患部を切り取ってしまうようです。これで、すっきりしますね。
鼓膜再生は、中耳内にある筋肉に一部(筋膜)を切除、それを鼓膜も代わりとして用いて再生するそうです。
耳小骨は、慢性中耳炎の影響を受けている可能性があり、変形していた場合は正常な形態に戻すようです。
頭部の手術なので全身麻酔、二時間程度の予定だそうです。防衛医大病院から貰った説明資料には、頭蓋骨をドリルで削る、切開する、除去するなど生々し説明があります。著作権の問題等もあり、このBlogに掲載できないのが残念です。
可能性が低いが想定される合併症は以下の通りです。
(1) 味覚障害
耳小骨近くに味覚を司る鼓索神経があり、誤って傷つけると味覚障害になるそうです。まあ、今までも味音痴なので、大した影響じゃないかも(藁)
(2)顔面神経麻痺
耳小骨の奥に顔面神経があるので、やはり誤って傷つけることで発生するようです。しかし、味覚障害よりは、発生可能性は低いようです。
(3)めまい、感音難聴
めまいは、手術の結果内耳に強い力が加わった場合に発生するようですが、術後に安静にしていれば治るそうです。感音難聴、問題ですね。要は、聴覚が機能的に障害を受けること。今は、慢性中耳炎等による伝音難聴、つまり音が内耳内で正常に伝わっていないので、その音の伝わりを回復させようとしています。しかし、中耳炎での内耳の破壊が酷い場合は、音を感じる機能が阻害されているので、音の伝わりの回復、つまり鼓膜や耳小骨の再生による伝音回復だけでは、難聴が回復しないのです。これは、合併症と言うよりは、患部の状態によるので、蓋を開けるまでは、判らないのだと思います。日頃の行い次第でしょうか。
(4)髄液漏、髄膜炎

とまあ、説明書には色々と書いてあります。実家の兄に入院同意書の保証人欄の印を貰いに行ったとき、心配するからおばあちゃん(母)には見せないようにしようと言われました。事前のリスクの説明なのですが、確かに読んでいると、決して明るい気分のなるものではありません。
前回の入院と異なり、今回は外出ができません。終日病院です。前回は、日曜日のみ病院にいたのですが、それでも暇で困ったのに、今度は二週間です。暇潰しが最大の課題ですかね。
ふぅ~

2008年11月15日土曜日

匠の会

昨晩(2008年11月14日)、新宿で開かれたあるパーティに出席して参りました。仕事関係でなく、純粋に私的な集まりです。その集まりを「匠の会」といいうます。

匠の会HP

仕事は、定時で切り上げ、そそくさと会社を出て新宿へ、時間一杯楽しいひと時を過ごして参りました。

その昔、まだ携帯電話もなく(220代前半以下の世代は、このこと自体が信じられないこともしれません)、NTTドコモもauもなく、日本電信電話公社(略称電電公社)が民営化のため日本電信電話株式会社(NTT)に改組されてから、まだ日が浅い頃ことです。NTTで、顧客情報管理システム「CUSTOM」の構築が進められていました。
匠の会は、そのCUSTOM構築に関わったNTT内外の関係者の交流会、OB会です。毎会、労を厭わず幹事役を務めていただいている、NTTコミュニケーションズのI氏に誘われ、私も参加させてもらってます。
私自身がCUSTOMに関わったのでは、かなり初期段階からで、幹事役のI氏の名刺に書かれた日付は1988年でした。会のメンバーの中でも古い方です。当時は、私も独身、華麗な職歴の最初に会社に在籍していた頃、メインフレーム全盛の時代です。
その後、月日は流れ、数回の転職を経験し現在に至るわけですが、参加者の皆様の中には、定年を迎えた方も居られました。月日の流れを感じさせられることです。その他に一時期に一緒の会社で働いた方、全然別な現場で再開した方、最初の会社の後輩など、様々な参加者の皆さんと会話が弾み、仕事を忘れ楽しんできました。
参加者の総意で、来年の同じ時期の開催が決まりました。その一年後が、今から楽しみです。

2008年11月14日金曜日

Asia-Pacific CACS 2009

ISACA国内三支部会員の皆様のお手元には、2009年に大阪支部主催で開催される、Asia-Pacific CACS 2009のお知らせが届いていることと思います。

CACSとは、Computer Audit, Control and Security略で、世界各地のISACA支部が持ち回りで、
地域毎に開催しています。2001年には、東京支部主催で、Asia-Pacific CACS 2001が木更津で開催されました。

この度、Asia-Pacific CACS 2009を大阪支部が主催することなりました。勿論、東京/名古屋支部も協力をすることは言うまでもありません。

Asia-Pacific CACS 2009について

2001年のAsia-Pacific CACSでは、開催中に9.11テロが発生し、全米の空港が閉鎖されたために、ISACA国際本部か来日した本部職員が帰国できなくなるという事態になりました。
CACSは、ITの監査や統制、セキュリティ、ガバナンス、リスク管理等のの専門家集団のISACAが、会員や関係者の知識やスキル向上、人的ネットワークの拡大、国際交流等の機会として開催するものです。今回は「イノベーション。ITとの一体化に向けて」というテーマで開催されます。
Asia-Pacific CACS 2009について
開催期間は、2009年2月23日、24日です。12月10日までに申し込めば、早期割引が適用されます。
申込みは、ISACA国際本部宛となりますので、ドル建てです。円高のこの時期に是非早期申込みをお願いします。但し、(円安転じれば為替差益が、更なる円高になれば差損が発生します。くれぐれも自己責任で(藁)
私の参加検討中です。

2008年11月11日火曜日

訂正

12月13日(土)、本年後期のCISA/CISM試験の第1回です。また、CGEITの初めての試験も実施されます。現在のところ、CISAは900名を超える方が受験予定です。これ、東京支部史上空前の数字です。国単位ならともかく、一支部単位での数字としては、ISACA全体でも例の無いことではないでしょうか。全く、驚くべきことです。

CGEITは、英語での試験が実施されます。東京会場でも数名の方が挑戦されます。日本語試験の実現、頑張らねばと思います。

さて、多くの方が合格を目指して受験されますが、200問で4時間、途中休憩無しの長丁場、少なからず方が不安を感じられています。当Blogでも何度か掲載しましたが、私の受験体験談再掲です(一部表現を変更します)。

1 時間を区切る
見直しの時間を含めて、事前に時間を区切った計画をたてましょう。私は、見直しの時間を一時間として、回答時間を4時間としました(私が受験した時は、250問5時間でした)。
2 必ず回答する
全て4択です。ブランクにすると0点、鉛筆倒しでも確率25%です。必ず回答しましょう(つまりブランクには絶対しない)。鉛筆倒しで回答した問題には、印を付けておきます。
3 長考しない
判らない問題を長考せず、取り敢えず解答をしておいて、次の問題にかかります。この問題にも印を付けておきます。長考は、焦りを招きます。
4 問題をよく読む
回答は必ずしも唯一の正解を求めるものではありません。
 問題の傾向 
   (1)唯一の正解を選択
   (2)唯一の間違いを選択
   (3)最も適切なものを選択
   (4)最も適切でないもの選
(1)と(2)は意外に易しいのですが、(3)と(4)は迷ってしまうことが少なくありません。しかも、この傾向の問題の方が多く出題されます。しかし、問題をよく読むとヒントが隠されています。問題を読むという行為、大事です。
5 見直し
全問回答後の見直しも重要です。2と3で保留した問題も考え直しましょう。 最初は分からなくても、全問を回答しているうちに、理解できるものもあります。段々と問題と回答の傾向を把握できていくことで、最初は迷ってしまった問題でも、後から読み直すとすんなり理解できるのでしょうね。実際、見直しで理解できた問題はありました。
意外に回答の選択間違いもあります。回答AなのにBにしていた何てのが。
見直しで、確実に何問かを拾えます。私は1回目の試験は駄目でした。合格した時は、見直しをすることで、複数の問題を確実に回答することができました。そして、合格。恐らく最初の試験でも見直しをしておけば、合格できたのではと思います。
6 集中力
4時間集中力を維持するのは難しいと思います。私は、維持するのではなく、回復させることを考えました。一時間経過後に深呼吸、気を落ち着かせます。試験時間が半分ほど経過したところで、トイレに行きました。顔を洗い、うがいをして深呼吸、後半戦に望む前にリフレッシュしました。そして、途中で適時に深呼吸です。
7 飲み物、飴
途中の水分補給も大事ですね。現在も飲み物の持ち込みは許されているはずなので、喉の渇きを覚えたら、水分補給を心がけましょう。私が受験した当時は許されていたのですが、飴も持ち込んで、途中で糖分補給もしました。ただ、現在では飴などの持込が許されていないかもしれません。
水分補給、集中力の回復にも役立ちますので、忘れないようにしましょう。

8 試験前日と当日
試験前日は、残業厳禁です。アルコール摂取も控えましょう。早めに就寝、早めに起床しましょう。試験に開始時には、頭脳が全開になっているようにしましょう。そして、朝食を欠かしていけません。試験は、だいたい9時から開始されます。途中で空腹を感じ始めると、つらいようです。空腹が焦りや苛立ちを増幅させるのでしょうか。私は、常日頃も朝食は欠かさないので判らないのですが、朝食抜きで試験に臨んだ人が辛かったと言っていました。
以上、私の経験からです。受験者の皆さん、試験まであと一ヶ月と数日です。年末にかかり、仕事も忙しくなってきますが、頑張って下さい。

2008年11月10日月曜日

ISACAが新しく発足させた認定制度

ISACAが新しく発足させた認定制度Certified in Governance of Enterorise IT(CGEIT、日本語名称は検討中)の特例処置による申請、Grandfathering Provisionの期限が2008年12月末まで延長されました。
ISACA東京支部では、これに伴い第3回CGEIT Grandfathering申請書記入ワークショップを開催することになりました。詳細は、下記HPを参照して下さい。

ISACA東京支部CGEIT委員会HP

参考
2008年11月10日現在、東京支部会員中39名の方が、CGEITの認定を受けています。

2008年11月8日土曜日

情報セキュリティ管理基準(平成20年改正版) 告示

私も作成プロジェクトメンバーとして名前を連ねていた、情報セキュリティ管理基準平成20年改正版が、経済産業省から告示されました。ISO27001を基にしつつ、ISMS認証取得だけでなく、情報セキュリティの確立や監査等での指標として、情報セキュリティ関係者が活用できるものを目指しています。

情報セキュリティ関係者の皆様、是非ご活用下さい。

経済産業省関係ホームページ

現在、本基準に基づく情報セキュリティ監査手続作成プロジェクトが、進行中です。この監査手続が正式発表後は、合わせてご活用頂ければ幸いです。

2008年11月7日金曜日

バーセルⅡのためのIT統制目標 

日本ITガバナンス協会のホームページより、IT Control objectives for BASEL Ⅱの日本語訳「バーセルⅡのためのIT統制目標」がダウンロード可能になりました。
本書は、KPMGビジネスアシュアランス社の協力を得て、日本ITガバナンス協会が翻訳したものです。

BASEL Ⅱは、金融機関におけるリスク管理のフレームワークですが、本書は金融機関のIT管理者向けのBASEL Ⅱに対応した、ITリスク管理のガイドです。興味ある方、ダウンロードしてみては如何でしょう。

日本ITガバナンス協会のホームページ

2008年11月2日日曜日

セカンド・オピニオン

既報の通り、不幸な出来事で前歯三本(1番2本、左1本)を損傷、右1番は手の施しようがないということで、抜歯しました。残り2本(左1番と2番)ですが、二週間様子をみて歯科医より抜歯を考えてはと言われました。非常に判断が難しいので、絶対抜歯が必要と断言できないが、回復すると保証も出来ないとのこと。このまま、経過を観察するとし場合、最低半年程度の期間が必要で、結局抜歯となる可能性が高い、その間の食事などで不自由があり、早目に処置する選択肢もあるとの話でした。
しかし、非常に判断が難しく、次回通院までに良く考えて欲しいとのことで、一旦帰宅しました。

可能性ゼロと言われれば、否応はなく抜歯の同意しましたが、何とも悩ましい判断を迫られました。そこで、家族の勧めもあり、別な歯科医で診察を受け、相談することにしました。所謂、セカンド・オピニオンです。

私は、抜歯を薦めた歯科医に不信感がるある訳ではありません。抜歯を言われた時も、レントゲンや模型を使い、30分以上説明してくれました。次の患者の予約時間に食い込んでも、丁寧に説明してくれて、有り難かったですね。
しかし、抜歯してしまうと取り返しはつかないので、自分が納得できるためにも第3者の意見を聞いておくべきと考えたのです。
勤務先近くの歯科医(仮にB医師とします)をインターネットで探し、メールでセカンド・オピニオンを頼めるか問い合わせ。大丈夫であるが、セカンド・オピニオンの場合、保険適用が不可で、全額自己負担、1万円程度になりますとの回答でした。自己負担の拳は、承知の事でしたので、電話で診療予約をし、10月31日に受診しました。
結果ですが、やはり判断が難しいとのこと。抜歯を薦めた歯科医(仮にA医師します)の判断を間違っているとは言えない、十分に理解でき、どんな歯科医も悩むとの話でした。レントゲン撮影と電気のよる検査で、残り2本の歯の神経は完全に轢断していること、歯茎はそれほど痛んでないが炎症を起こしている、歯の周りの骨も、影響は小さいと思われるとの所見でした。
B医師として、抜歯をするのは最後手段とすべきとの意見でした。保証は出来ないのであるが、抜歯後の事を考えると、費用面からも慎重な判断が必要だとのことです。B医師としては、前歯が三本連続で抜歯してしまうと、入歯かインプラントしか方法はなく、ブリッジは無理でないかと判断があったようです。A医師は、ブリッジも可能であると判断しており、この点は見解が分かれておりました。
インターネットで検索したのですが、前歯三本の欠損でもブリッジ治療をした実績はありました。ただ、そのためにブリッジの土台にするため、最低3本場合によっては4本の健康な歯を削って加工する必要があります。ここも、判断の材料になりますね。
B医師は、治るとの保証確約できないが、半年程度は抜歯しない治療を継続する価値はある、試してみる治療方は、残っているということが、最終的な意見でした(セカンドオピニオンの場合、あくまで意見であり、診断はしないのだそうです)。
��医師にセカンド・オピニオンを求めたことを隠さず話し、轢断した神経を抜いて経過を診る事の是非を判断して欲しいとのアドバイスを貰いました。
この他に、これも既報ですが中耳炎の治療を受けていることも重要な判断材料でした。11月26日に再入院、同28日に鼓室形成手術を受けることが決まっているので、この治療を優先し、退院後に歯の治療に専念することも選択肢としてあります。
本日、A医師の診察を受けました。日曜に受診できるのが有り難いです。セカンド・オピニオンの事を話しました。結論としては、抜歯はせずに中耳炎の入院手術を優先、退院後可能な限り早く、歯の治療を再開、当面は歯を残す治療を行うこととなりました。
セカンド・オピニオン、結果として受診して良かったと思います。治療費は、1万5百円ほど掛かりましたが、十分に納得のいくアドバイスを受けられました。抜歯してしまった後では、取り返しはつきません。最終的に抜歯ということになっても、公開することもないと思います。セカンド・オピニオン、嫌がる場合もあるそうですが、引き受けていただいたB医師、その事を話しても改めて相談に応じてくれたA医師。初めての経験でしたが、お二人に感謝します。