社○保険庁や○県国民健康保険団体連合会は、端から審査対象外ですね、多分・・・
以下は、産経新聞Webからの引用です。
strong>【岩崎慶市のけいざい独言】内部統制は身の丈に合わせて
2008.4.28 08:21
今年は「内部統制元年」といわれる。昨秋には金融商品取引法が施行され、今年度からは財務計算の適正性に対する評価制度なども適用される。6年目を迎えた「誠実な企業賞」も「内部統制大賞」(Kfiや産経新聞など協賛)に衣替えしたが、「誠実」が要であることに変わりはない。
小欄が初回から選考にかかわってきて改めて思うのは、コンプライアンス(法令順守)の難しさだ。今回も優秀賞に決まった資生堂が、子会社の不祥事発生を理由に先月の授賞式直前に辞退した。
資生堂といえば、長年の積極的な社会貢献活動で定評がある。いくら経営陣が高い意識を持ち、内部統制体制をつくり上げても、何万という従業員を抱える大企業ではなかなか不祥事を防ぎきれない。
最近は企業のグローバル化が急進展し、異文化で育った外国人社員も多い。野村証券の中国人社員によるインサイダー取引事件は、グローバル化に対応する内部統制という新たな課題も突きつけている。一方で食肉偽装や船場吉兆、赤福など中堅企業以下の不祥事も目立つ。わずかでもトップが規律を備え、初歩的企業統治を行っていたならと思うが、たとえその気があっても中堅・中小企業には人材やノウハウに乏しいという悩みがあるようだ。
そこでもう1つの優秀賞企業である協立電機(本社・静岡市)を紹介したい。北米やアジアにも事業所を持つFAシステム会社だが、従業員はグループ全体で1000人に満たない典型的中堅企業である。
評価されたのは環境とコンプライアンスを重視し、それを人事評価へ反映させている点だ。といっても、大がかりな組織をつくったわけではなく、基本はリスクを最小限に食い止めることだという。
「これをバカ正直にやり続ける。それが決して企業収益に反しないことを朝礼でいつも話している」と西雅寛社長は語る。
大手商社勤務だった26年前に家業を継いだ2代目社長は、最初に社是を決めたともいう。小難しく考えることはない。身の丈に合った内部統制を行えばいい。
私は、記事の内容は概ね賛成なのです。何故、概ねかというと、「内部統制大賞」は選考が難しいのではないかと思うからです。何を以って、選考基準とするのでしょうか。有効性なら、有効性評価の基準はということになり、結局は審査員の主観かなとも思えます。可能性は限りなく零に近いのですが、私に審査員の依頼があったら辞退します、多分。でも、報酬に左右されるかもです。
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