本日、全日本柔道選抜体重別選手権が開催されました。今年は、オリンピックイヤーなので、代表決定(男子100キロ超級をのぞく)を兼ねた重要な大会です。シドニーの金メダリストで、ここのところ不振が続いて、代表の座が遠のいていた井上康生選手が、見事復活優勝です。
あのシドニー大会、圧巻でした。僅かな隙をついて、内股で一本勝ちを重ねていく、実に見事な優勝でした。私も柔道経験者なので、よく判りますが、内股という大技はそう簡単に決まるものではありません。それが、触れれば斬らんとばかりに一本勝ちを重ねいく、痺れました。
柔道草創期の天才で継承するものなき伝説の投げ技山嵐の使い手西郷四郎、相手に触れずして投げる空気投げとも称された隅落の達人三船久蔵十段、グレシー柔術の創設者させ絞め落とした鬼の木村こと木村正彦、ロサンゼルス五輪涙の金メダル山下泰之選手、そして重量級にスピード柔道を確立した井上康生。私は、柔道史上で5人を選ぶとすれば、躊躇なくこの5人を選びます。
��00キロ台の選手を内股という大技げまくる、しかも相手は一回転して背中から畳に投げつけられるのですから、実に美しい柔道でした。
��00キロ超級の代表は、4月29日の日本選手権の結果も加味して決定されます。まだまだ、棟田選手が有利なのでしょうが、井上康生選手頑張って下さい。
鈴木、棟田、井上の三選手が優勝を争うことになると予想されますが、今から楽しみです。4月29日は、どこにも外出せず、テレビ観戦します。皆さんも、是非ご一緒に!
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