さる6月27日、ある集まりに数十人の男女が集まりました。場所は銀座、集まった紳士淑女は、名刺を交換しながら、お互いの近況報告と思い出話で盛り上がっておりました。
その集まりとは、私が在籍していた独立系ソフトウェアベンダーの株式会社アシストの関係者です。出席者の条件は、元社員であること。つまり、現在は退職して、他社に勤務したり、独立したりしている、OBの集まりでありました。
株式会社アシストは、ソフトウェアベンダーですから、同業他社に転職したり、同じ業界で企業しているというケースが多く、全く関係のない業界で禄を食んでいるという人は少なかったですね。まあ、殆どIT業界の人間であり続けている訳です。
そこで、微妙なのは小生の場合です。私自身は、IT業界と認識はしてません。情報セキュリティ、IT統制に関する業界と考えています。が、当日はIT業界の範疇と捉える方が少なくありませんでした。その度に所謂ITのエンジニアからは足を洗い(ここは理解してもらえました)、他の業界への転職と話すのですが、’情報セキュリティ = IT業界’という認識、根強いです。情報セキュリティのコンサルティング業界は、ITには密接に関係していますが、IT業界とは違う、と私は考えています。皆さんどうでしょうか。
IT統制も同じです。最新のハード、ソフトがどうのではなく、ITを取巻くマネジメントやガバナンスを対象領域にしているだけで、その本質は経営コンサルの範疇に近いのかなと思っています。
システム監査学会が経営学のカテゴリーで、日本学術会議に加盟している(加盟の過程は、平穏無事でなったようですが)、このことが業界としてのありようを示していると思います。したがって、私は現在、自分が働いている業界は、IT業界とは考えてないのですが、ご意見があれば、お寄せ下さい。
(かつての同僚達、社長さんや取締役、執行役員、部長など偉いさんも珍しくなく、いざと言う時の再就職先には困らないかも、交換した名刺は大事にして、季節の挨拶は欠かさないようにしようと思いました。)
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