ところで、この台風のニュースを聞いたとき、ある感慨に襲われました。太平洋戦争時、レイテ島との海や地上で、日本陸海軍と米陸海軍との間にが死闘を繰り広げられ、多数の戦病死者を出しました。
1944年10月20日、南西太平洋戦域連合軍最高司令官ダグラス・マッカーサー大将麾下の第6軍がレイテ島東部に上陸、日本側は第14方面軍司令官山下奉文大将麾下の第35軍第16師団が迎え撃ちました。
今回のニュースで度々名前が上がっているレイテ島のタクロバンは、その南あるダガミと共に、米陸軍が上陸した激戦地でした。
日本軍は84,000名もの陸海軍将兵を投入しながら、
そのレイテ島に日本から、自衛隊を含む救助部隊が駆け付けることに、現地住民はどのように対応されるのか、少しばかり気がかりです。
しかし、各国も物資の提供、救助部隊や艦艇、航空機の派遣など積極的に活動してします。国際貢献のためにも、政府諸機関の活躍を願って止みません。
注1
私は、この大規模な災害に対して、救援を躊躇ってはならないと思います。また、自衛隊合憲論者であり、海外での活躍に称賛を禁じ得ません。ただ、レイテの戦いという事実があるので、現地の皆さんの気持ちがどうなのか、という点について気になるのです。誤解があるといけないので
注2
本文に重大な間違いがありました。訂正します。
誤 生還したものは79,260という
正 生還した者4,740名という
生還者の少なさを強調したかったのですが、数字を逆にしてしまいました。重大な誤記で、訂正させて頂きます。
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