10数年ぶりに風邪でダウンしました。会社も有休にして、一日中自宅で伏せていました。皆様の風邪やインフルエンザのお気をつけ下さい。
で、今回はISACA東京支部の紹介第三回目です。
ISACA東京支部の国際化、何を今更言っているのか、ISACAは、元々国際化された団体だろうと突っ込まれそうですが、国際本部はともかくとしてISACA東京支部としての国際化ということです。
外国籍会員
ISACAの規約で、会員は居住地の直近、最も近くに所在する支部に所属しなければなりません。最近は日本企業の国際化や外資系企業の日本進出、外国資本による日本企業との提携や買収なで、外国籍のCISAやCISMホルダーが日本に勤務するケースが多くなっています。それだけでなく、CISA/CISM試験を日本で受験する外国籍の方もいます。そのような人達がISACAに入会した場合、日本国内3支部の何れかに所属することになります。現在東京支部には、私が知る限り40人以上の外国籍会員がいます。非会員の外国籍CISA/CISMホルダーもいれると、恐らく一つの支部の設立が許可される規模にはなるかと思います。
こうなると、東京支部としても外国籍会員への会員サービスという課題について真剣に考えていく必要があり、数年前から理事会で度々討議されてきました。そこで、年に数回英語セミナを開催していたのですが、最近は全ての出席者が日本人だったということあり、見直しを進めています。
ちょっと脱線しますが、英語セミナに通訳はありません。それでも、出席者の皆さんは英語で質疑応答していますので、その語学力に感心しています。英語で四苦八苦している、私から見れば別世界の出来事のようです。
現在の状況では、外国籍会員の皆さんとっては、年会費に見合うサービスが提供されていないと思われていても致し方ないと思います。なんと言ってもCPEの獲得機会が少ないと言うのは、CISA/CISMホルダーとしては致命的だからです。
日本語を解さない(最近は、日本語の会話は驚くほど達者な方はいますが、やはり読み書きは難しいようです)外国籍の会員に適切なサービス、つまりCPEの獲得機会を提供すること、日本人会員との交流の機会を増やすことなどは、重大な課題として取り組んでいます。海外のシステム監査やコントロール、情報セキュリティなどの実相をISACA東京支部の外国籍会員から教わることは、日本人会員にとっても有益です。今後も、外国籍会員は増加していくことでしょうし、その対応としてのISACA東京支部としての国際化は避けることの出来ない課題だろうと思います。
ISACA東京支部の国際化、やはり言葉の問題が大きな壁として横たわっています。しかし、英語のセミナにおける日本人会員の英語力、読み書きは兎も角も十分な日本語会話力を持つ外国籍会員の存在。実に貴重なヒューマンリソースだと思います。こういった方々の協力を得られれば、支部の国際化という課題にも光明がさしてくると思います。個人的には、ある程度楽観しているのですが、英語力に乏しい、私目としては側面からの支援に徹しようと決めています。
ISACA国際本部
国際本部との関係性も重要です。国内3支部よりISACA国際本部の委員や役員にメンバーを送り込んでいます。日本国内支部の地位の向上や本部の最新の動向を掴んでおくこと、CISA/CISM試験と本部の運営に日本の事情を反映させることなど、そのメリットは小さくありません。英語力があり、年一回程度はシカゴの本部に行く、日程的な条件をクリア可能なことなど、前提条件があるのですが、途切れなく適切な人材を国際本部に送り出すことは重要です。残念ながら、私は英語力も日程的な条件もクリアできませんので、これも側面からの支援に徹することにしています。じゃあ、側面支援とはなんじゃいと問われると・・・・・・・?????? ノーコメントです。
イベント
数年前に木更津においてISACA国内3支部主催でASIA/CACSいうイベントを開催しました。このイベントは、アジア各国のISACAメンバーを対象としたもので、各種セッションを開催しました。英語をベースとし、日本語通訳者を依頼して、国内参加者にも配慮を行いました。このような国際化したセミナを日本で開催し、支部会員に国際交流の機会をと海外の情報に直接触れる機会を提供することも支部国際化の流れの中で重要だと思います。
以上、ISACA東京支部の国際化についての私見です。本稿は私の個人的見解であり、ISACA東京支部としての公式見解ではないことを最後にお断りしておきます。
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こんにちは、ご無沙汰しております。荒川です。
ISACAに入会する方法が良く分からないのですが、メールで教えて頂くことは可能でしょうか?