2007年3月14日水曜日

企業の評価 - 全日空機の事故から

全日空機が高知龍馬空港で車輪の故障のため、胴体着陸を行いました。乗客乗員全員無事でしたが、パイロットの沈着冷静な判断と行動によるところが大きいようですね。

まずは、この事故機の機長と副操縦士と乗員、パニックを起こさずに冷静に非難した乗客に敬意を表したいと思います。
事故機はかねてより事故や故障が目立っていたようです。昨日のテレビニュースでは、そのような機体を使用したことに対して、全日空を非難する論調がありました。今回の事故の教訓として、全日空の評価を行うことは当然でありましょう。しかし、見事な操縦で、事故機を胴体着陸させ、乗客乗員に一人の怪我人も出さなかった機長を養成したことも、また事実です。
機長は、定められたあらゆる方法を試し、最終的に胴体着陸を決断、乗客には正確な情報による説明を欠かさなかったとのこと。これも、乗客が落ち着いていた大きな要因だと思います。
この機長を養成したのも同じ企業です。このことも、評価するべきであろおうと思います。企業の評価とは、プラスマイナス両面を余さず行うべきできで、マイナス面だけを殊更取り上げるのは、公平でないでしょう。
以上、今回の事故から、考えたことでありました。

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