2006年8月3日木曜日

住民基本台帳カードを取得しました

識者や評論家諸氏、情報セキュリティ業界で評判の芳しくない住民基本台帳カード、通称住基カード。業界の端くれの私も全く無関心でおりました。が、とある事情で宗旨替えして、市役所で申請して取得しました

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大いに差し支えのある部分は隠してありますが、私の住基カードです。
写真付きとそうでないものと2種類があります。私は、写真付きを選択しました。
私が宗旨替えした理由ですが、ここ一ヶ月で本人確認の為に写真付きの公的な身分証明になるものを求めらることが続きました。
この条件を満たすのは、パスポートか運転免許証になるかと思います。他に写真付きだとISMS審査員登録証カードと公認情報セキュリティ監査人登録カードがあるのですが、一般的なものでないので如何なものでしょうね。
ところで、私のパスポートは、期限切れ失効しますし、持ち歩く性質のものでもないと思います。運転免許証ですが、私は持ち歩かないことにしています。日頃は、自宅の机の引き出しで保管し、必要な時に持ち出すことにしています。以前に財布にいれて落としてしまったことがあって、再発行されるまで運転が出来ずに不便を感じたことがったので、それ以来、極力持ち歩かないようにしています。
運転免許証と住基カード、両者の比較してみました。何らかの原因で紛失した場合に、悪用を防ぐために直ちに届出が必要です。これは両者同じです。急ぎの場合は電話でも構いませんし、交番などに申し出て記録にとって貰う手もあります。私のようなサラリーマンでも、可能な範囲です。
再発行の手続きですが、こればかりは本人が市役所、所轄の警察署、運転免許センター等に出向く必要があります。サラリーマンの場合、その時間をとるのは簡単ではないでしょうね。私の場合もそうでした。
しばらく、運転免許証なり住基カードを無いことを覚悟する必要があります。その場合、運転免許証が無いことの方が不便ですね。何故ならば、車の運転が出来ないのですから。運転免許証の再発行の手続きに所轄署に車で行く訳にはいきませんしね。
悪用される可能性ですが、住基カードの発行が低調な現時点では、利用価値としては運転免許証の方が遥かに高いです、というか私はそう考えています。
よく言われる、住基ネットの脆弱性とかリスク、情報が集約されることの是非ですが、よくよく考えると運転免許証も同じだと思います。
私の免許証は埼玉県公安委員会より発行されていますが、県外で交通違反を犯しても、直ちに照会可能です。当然といえば当然なのですが、これは各都道府県の運転免許センターのデータが相互参照可能だからです。住基ネットと規模が違いますが、想定される危険性などは程度の問題ではないでしょうか。
などなどの理由で、やはり運転免許証を持ち歩くことは避けようと思いました。そこで、宗旨替えして住基カードを申請して取得しました。
公的個人認証サービスも使用可能してあるので、近いうちにICカードリーダを購入して試してみようと思ってます。その時は、試行結果をこのBlogで報告させていただきます。

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