2013年10月16日水曜日

「並木祭」

来る10月19日土曜日、国立障害者リハビリテーションセンター(NRC)並びに国立職業リハビリテーションセンター(NVR)において、「並木祭」が開催されます。
両センターは、回復期リハビリテーション専門の医療機関であり、障害者の職業訓練施設です。このような施設が、所沢市に存在することをご存じでない方も少なくないと思います。

私も、一昨年の脳出血を患い、回復期リハビリテーションのためにNRCに入院するまで知りませんでした。又、リハビリテーションという言葉は知っていましたが、具体的なにを行うかも理解していなかったのが現状です。

「並木祭」は両センターを紹介する年に一回解されるイベントです。私は、この行事で多くの方に両センター、そしてリハビリテーションというものの理解を拡げて頂ければと思います。

「並木祭」

並木祭パンフレットのダウンロード

国立障害者リハビリテーションセンター

国立職業リハビリテーションセンター

2013年10月14日月曜日

クライマックスシリーズ 2013

セパ両リーグともクライマックスシリーズのファーストステージの第2戦が終了しました。
パ・リーグは、ライオンズが押し返して決着は第3戦に、セ・リーグはカープの連勝でセカンドステージ進出です。

カープファンには申し訳ないのですが、リーグ戦で5割を切ったチームが日本一になる可能性があるということが解せません。せめて、勝率5割超のチームに1勝のアドバンテージを与えることがあってもよいかと思いますね。試験ですが。
元々、チーム数の多い大リーグと違い、日本ではプレーオフ制度は無理があります。かつて、パ・リーグはで実施していた前後期制が合理的でしょうね。

それでも、プレーオフで優勝したチームが半期で優勝もう半期で最下位などは通期で1位になったとの比較が問題になりますね。はやり、日本はリーグ戦の勝者が年間優勝になるのが最も合理的、だと自分は思います。

2013年10月8日火曜日

ヒッグス粒子の予言にノーベル物理学賞

今年のノーベル物理学賞が発表されました。順当過ぎるくらい順当な決定ですね。

ヒッグス博士が提唱した「電弱理論における対称性の破れ」が、50年かかけて検証されたということですね。
理論家が提唱し、実験家が検証するという科学における作業が達成された訳ですね。
一つの科学理論を確実に検証するために50年をかける。現代の基礎科学のある分野は、お金と時間がかかるものになりましたね。

このヒッグス理論の構築には、2008年に物理学賞を受賞した南部陽一郎博士の業績も特筆すべきです。南部博士の「自発的対称性の破れ」も受賞するまでに十数年かかってますね。

だから、山中伸弥教授教授が論文発表から数年でノーベル生物・医学賞を受賞したのは、如何に画期的なことかが分かりますね。

ヒッグス氏らにノーベル物理学賞 「ヒッグス粒子」の存在予言


ヒッグス氏らにノーベル物理学賞 「ヒッグス粒子」の存在予言
2013.10.8 20:02

 スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年のノーベル物理学賞を、物質に質量をもたらす「ヒッグス粒子」の存在を理論的に予言した英エディンバラ大名誉教授のピーター・ヒッグス氏(84)と、ブリュッセル自由大名誉教授のフランソワ・アングレール氏(80)に授与すると発表した。素粒子物理学の大きな謎を解明した功績が評価された。

 ヒッグス粒子は全部で17種類ある素粒子のうち唯一、未発見だった最後の粒子。1964年、ヒッグス氏はこの粒子の存在を予言し、アングレール氏は物質に質量が生じる仕組みを説明する理論を発表。極微の世界の基本法則である素粒子の標準理論を完成に導いた。

 スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究所(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った国際チームの実験で昨年7月、ヒッグス粒子とみられる新粒子が見つかり、今年3月に発見が確定。わずか半年後の異例のスピード受賞は、科学史に残る大発見を裏付けるものとなった。

 ヒッグス粒子の性質を詳しく解明すれば、現在の標準理論を超える新たな物理学が生まれ、物質や宇宙誕生の理解が飛躍的に進むと期待されている。

 LHCは各国から計数千人の研究者が参加した巨大プロジェクトで、日本も東大チームなどがデータ解析や装置建設で貢献した。

 授賞式は12月10日にストックホルムで行われ、賞金計800万スウェーデンクローナ(約1億2200万円)が贈られる。



ノーベル賞に追い風 「ヒッグス粒子発見」正式報告 東大参加の実験チーム


2013.10.4 12:11

 東大などが参加する欧州合同原子核研究所(CERN)の実験チームが物質に重さを与えたとされる「ヒッグス粒子」発見のデータを論文にまとめ、欧州の物理学専門誌フィジックスレターズBに正式に報告した。7日付で掲載される。

 8日発表のノーベル物理学賞は、粒子の存在を予言した英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)らが最有力とみられ、追い風となりそうだ。

 チームはCERNの大型加速器LHCで実験し、昨年7月「99・9999%以上の確からしさで新しい粒子を発見した」と発表。この粒子が、ヒッグス粒子であるかどうかデータを積み重ね、3月に「ヒッグス粒子」と判断した。今回そのデータを論文にまとめた。

 ヒッグス粒子は、自然界を説明する基本的な「標準理論」で、存在が予想される17種類のうち未発見だった最後の粒子。宇宙誕生の大爆発ビッグバンから100億分の1秒後に生まれて宇宙を満たし、それまで質量のなかった他の粒子に重さを与えたとされる。



メディア・リテラシー

ネットで話題になっていた従業員への土下座の強要、とつとう刑事事件に発展しました。
色々と考えさせられる出来事です。


謝罪強要の疑いで43歳女を逮捕 店員に土下座させネットに投稿
2013.10.7 12:58 [事件・トラブル]

 札幌・東署は7日、札幌市の衣料品店で購入した商品が不良品だと訴えて従業員に土下座をさせた上、自宅に来て謝罪するよう約束させたとして、強要の疑いで札幌市白石区菊水元町10条、介護職員M子容疑者(43)を逮捕した。土下座する様子を携帯電話のカメラで撮影していたという。東署によると、土下座の画像は短文投稿サイト「ツイッター」に投稿され、インターネット上で話題になっていた。

 逮捕容疑は9月3日午後6時ごろ、札幌市東区の衣料量販店「ファッションセンターしまむら苗穂店」で「購入したタオルケットに穴が開いていた。店に来るのに費やした交通費を返せ」などと訴え、パート従業員の女性(32)ら2人に土下座をさせ、自宅に来て謝罪をするとの念書を書かせた疑い。同容疑者は「強要はしていない」と容疑を否認しているという。

 苗穂店はタオルケットの代金980円を返却したが従業員は容疑者宅を訪れなかったという。従業員が東署に被害届を出していた



追記します。
容疑者の店に対する対応は、仮令店員に不手際があったとは言え、行き過ぎの感は拭えません。結果的に土下座に追い込んでおり、店長や店員の悔しさも如何許かともいます。
加えて、ツイッターで容疑者が店長と店員の名誉を侵害する表現を用いており、法律麺でも倫理的にも許されないことでしょうね。

しかし、ネットでの反応にも全面的に賛成できないのですよね。ネットでは、容疑者の家族の情報や写真、自動車のナンバー等が’晒し’なっているということです。これは、頂けません。

某民放のアナンサーの二男の件が話題になっていますが、同じ構造ですね。私は、本件容疑者の行為は、確かに誉められたものではありませんが、家族には関係ないだろうと思います。ましては著名人ではありませんからね。

本件容疑者の行為も家族の情報をまでをも晒す行為も、メディア・リテラシーから鑑みて、色々と考えさせられますね。