八国山と焼団子と山田うどんと埼玉西武ライオンズ。 この4つは、自分にとって郷土の象徴です。子供時代の遊び場にしてトトロの舞台と呼ばれている八国山。焼団子と山田うどんは、所沢市民のソウルフード。地元に本境地をおく埼玉西武ライオンズ。 私は、所沢生まれの元情報システムエンジニア。郷土を愛するエンジニアのBlogです。
2006年3月28日火曜日
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2006年3月25日土曜日
CISA/CISM合格者説明会
この説明会で、CISA/CISM認定の申請や継続教育プログラム(CPE)、ISACA東京支部の活動などが説明されたはずです。その中で、今後の活動に関わり、重要なのがCPEです。CPEは、3年間で120ポイント、年最低20ポイントが必要です。
ISACA東京支部では、CPE獲得の機会を提供するために6月を除き月例会を開催しています。1回の月例会で2CPEに相当します。月例会と6月の月例会に全て出席すれば、20~24CPEを獲得できます。また、年に数回開催する英語セミナーもあり、概ね26~30CPEの獲得機会を提供しています。
月例会と英語セミナーは、支部会員は無償で参加できます。ビジターは\3,000なので、支部の年会費分は十分に元が取れます。
この機会にISACA東京支部への入会される事をお勧めいたします。
以前にもこのBlogに記載しましたが、私が参加したCISA合格者説明は、当時のCISA担当理事の勤務先に会議室の10人程の合格者集まり、ささやかなものでした。受験者も100人程度、合格者が10数人のでしたら出席率はよかったのですね。それが、合格者だけで100人近くになったのですから、合格者説明も様変わりをしたものです。
余談ですが、3月16日の月例会は多数の出席者が予想されたので、急遽会場を変更し、日本教育会館3階のホールで行いました。
申込者も当日の出席者も過去最高でした。
支部の活動に参加したのは、教育委員が最初でした。教育委員2年、教育担当理事2年、教育担当常務理事2年、再び教育委員を一年、そして2度目の教育担当理事となり、8年目に突入しています。私が参加し始めた頃の月例会は、理事や委員の勤務先の会議室であったり、公共の施設の会議室であったりと月毎に会場が変わっていました。また、参加者の20人程度で、有志による勉強会という趣でした。その後、会場は中央大学駿河台記念館を継続的に使用する期間が数年続きました。同記念館の改装の都合で、別の会場を一年程度使用し、現在日本教育会館に至りました。同会館は以前からISACA東京支部の総会を開催してました。
CISA/CISM合格者の増大と支部会員の大幅な増加、それに伴い月例会参加者も増え、参加申込を定員で締切ることはしたくないのですが、2月の月例会のように3日で定員に達してしまうこともあり、月例会会場選びは悩ましい問題です。私が常務理事の時に、会員サービス向上のために、それまで1,000であった参加費を無償にしたあたりから参加者が増え始め、その後の支部会員の増加が重なって現在の盛況に結びついたのでしょうね。かつての月例会を思うと隔世の感です。
2006年3月21日火曜日
Winnyとは・・・
他のファイル交換ソフトでは問題はないのでしょうか。報道されないだけなのでしょうか。このことは詳しい識者の教えを請いたいと思います。ご存知の方、コメントを寄せて頂くと幸いです。
まあ、Winnyに問題があることは明々白々ですね。Winnyの作者は、著作権法違反の幇助で逮捕起訴され、現在公判中です。以下は、読売新聞のWebからの引用です。
危険性ない“新ウィニー” 元東大助手のXX告開発
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を開発してインターネット上に公開、著作権法違反ほう助罪に問われた元東京大大学院助手金子勇被告(35)の第21回公判が20日、京都地裁(A裁判長)で開かれた。
弁護側は、ウィニーで問題視された著作権侵害の危険性を解決した新しいファイル交換ソフト「オズテック」を金子被告が開発したことを明らかにした。
弁護側は「ウィニーはあくまでも技術的な視点で開発した。新ソフトはその応用にあたる」と述べた。
弁護側によると、XX被告は一昨年6月の保釈後、国内のIT関連企業と共同で新ソフトの開発に着手。管理システムを強化し、利用者を制限することで著作権侵害を防ぐことができるといい、今年5月末には商品として発表するという。
��2006年3月21日2時43分 読売新聞)
「著作権侵害の危険性を解決した」ということは、Winnyの問題点を認識しているということでしょうか。この被告と弁護団、一連のWinnyの騒動に対して、「Winnyに問題はない」とか「この事件を無罪にすれば問題解決に協力する」とかのコメントを出していました。
確かに、Winnyの技術的瑕疵だけが原因ではなく、流失元の諸組織の情報セキュリティ対策、情報管理策、コンプライアンスなどにも問題がありますし、自宅に情報を持ち帰った人達の油断、不注意なども原因です。
自宅に仕事を持ち帰るとうことの是非、論じられるべきですね。企業の情報セキュリティの枠外にある自宅PC。そのリスクを考えるとき、情報の持ち出しになる自宅への仕事持ち帰りも当然にリスクを伴うのだという認識が必要です。
自衛隊や警察、自治体、官庁からの流失の一因として、PCなどの機器の整備が充分ないことありますね。そこで、個人PCの持込と業務での使用を許しているようです。しかし、個人PCというのは組織の情報セキュリティ政策の完全な統制下におけません。例えば、個人の財産であるPCを中古として売却せず、記憶装置は破砕処理することなどは強制できません。個人PCの使用者から誓約書をとるだけでなく、やはり必要な機器を整備し、組織の統制下におくことも必要です。
しかし、Winnyが技術的に不完全であるのは、疑いはありません。
「ウィニーはあくまでも技術的な視点で開発した。新ソフトはその応用にあたる」ということですが技術的に問題のあるWinnyの応用で本当にいいのでしょうか。大いに疑問があるところです。
著作権法違反事件については、支援団体も組織され、無罪主張を支持する声も多いようです。有罪無罪をこのBlogで論じるつもりはありません。しかし、元エンジニアとしては、技術的に瑕疵のあるWimmyを広げてしまったことには道義的に問題はあろうと思います。皆様は、どう思いますか?
2006年3月11日土曜日
ウィニー対策
警察の捜査情報、自衛隊の防衛機密、地方自治体や官庁の行政関係情報などなど、個人用PCからウィニーを介在しての重要情報の漏洩が相次いでいます。殆ど全てと言っても差支えない程に同じパターンです。
職場のコンピュータ
↓
個人のPC
↓
ウィニーへのウイルス感染
↓
ウィニーからの情報漏洩
何故、これほどまで同じような漏洩事故が続くのでしょうか。 ①職場で個人のPC使用せざる得ない状況 ②自分は大丈夫たという油断 ①の状況解決のために防衛庁が、下記に引用した記事の対策を発表しました。以下は読売新聞Webからの引用です。
このPCの購入で、個人PCを使用せざるえない状況を一掃するのが目的です。(PCの調達は当然に入札でしょうが、談合などないようにして頂きたいものです)。個人所有の機器へのリスク対策が必要になってきということなのでしょうね。 同じく読売新聞Webからの引用です。情報流出防止、防衛庁が官費でパソコン7万台支給へ 額賀防衛長官は8日の参院予算委員会で、海上自衛隊の秘密情報流出の再発防止策として、自衛隊員が職場に持ち込んでいる私有パソコンを一掃するため、パソコン約7万台を官費で購入し、隊員に配布する方針を明らかにした。 2005年度予算の通信機器購入費などを工面して約40億円を支出し、3月中に契約する予定だ。 額賀長官は「陸上自衛隊で6万台、海上自衛隊、航空自衛隊で計1万台近くは全部、防衛庁の方で供給する」と述べた。 海自の情報流出は、秘密情報を取り込み、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して、隊員の私有パソコンから外部に流出したとされる。 自衛隊の部隊では官品のパソコンが不足しており、私有パソコンを持ち込むケースが多い。防衛庁によると、昨年11月現在、許可を受けて職場に持ち込まれたパソコンは、陸自で約6万台、海自で約2000台、空自で約5000台に上る。 (2006年3月8日20時31分 読売新聞)
愛媛県警本部は、自分は大丈夫だという思い込みに対して、ウィニーを直接排除することを目的としているようです。 民間企業も職場内で個人PCの使用やネットワークへの接続禁止、USBメモリー/CD-RW/DVD-RWなどの可搬記憶媒体の規制など、職場内での個人機器に対して、何らかの対応をしているようです。情報セキュリティ上の新たな課題なのですが、だったらi-Podを使ったらいけないのか、PDAをどうするとか、頭の痛い問題ですね。今後暫くは試行錯誤なのでしょうね。ウィニー対策で全職員に誓約書提出求める…愛媛県警 ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の暴露ウイルスが原因で愛媛県警の捜査資料がネット上に流出した問題で、県警は10日、全2700人の職員を対象にウィニーなどファイル交換ソフトを使わないことや、公務で使う私物パソコンを無許可で庁外に持ち出さないことなど3項目を盛り込んだ誓約書を直ちに提出するよう求めたと発表した。 また、県警は同日、幹部級職員を集めた会合で、私物パソコンでウィニーを使っていないかどうか確かめるため、幹部が職員の自宅を直接訪れてチェックするなどの対策案を明らかにした。 (2006年3月11日0時48分 読売新聞)
2006年3月8日水曜日
はやぶさ 通信復旧
イオンエンジン、遠隔制御システム、自律航行/制御システム、軌道計算のノウハウ、惑星にの引力を利用するスイングバイ等々、有人宇宙探査とは異なる宇宙開発上の成果をもたらした衛星です。諦めず、あと4年3ヶ月、待ちましょう。それまで、このBlogは続いているのでしょうか(笑)「はやぶさ」の通信が復旧 燃料漏れは予想以上 2006年03月07日21時46分 宇宙を飛行する「はやぶさ」の想像図=宇宙機構提供 小惑星イトカワへ着陸後の昨年12月から、地球との交信が途絶えていた探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構は7日、「通信が回復し、現在位置や機体の状態などを把握できた」と発表した。ようやく息を吹き返したはやぶさだが、発生した燃料漏れが予想以上の規模だったこともわかった。宇宙機構は今後、地球への帰還を目指した運用を進める。 はやぶさは現在、地球から約3億3000万キロ離れて飛行中だ。約3カ月ぶりに正確な位置が把握された。イトカワからは約1万3000キロ離れている。 はやぶさから微弱な電波が届いたのは1月末。昨年末に起こった姿勢の乱れが収まってきたためらしい。その後、姿勢制御に使う化学エンジンが故障しているため、航行用のイオンエンジンの推進剤であるキセノンガスを噴射し、アンテナを地球に向けて通信を安定させることに成功した。 2月末から入手できるようになった機体のデータを分析した結果、電源バッテリーが故障し、化学エンジンの燃料は全部なくなったことが明らかになった。姿勢制御にも使えるキセノンガスは約42~44キロ残っていた。 プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「通信の回復は地球帰還の最低条件だった。地球に帰れるだけのキセノンガスはある。予定通り10年6月の帰還を目指したい」と話した。