2017年6月15日、参議院本会議で組織犯罪処罰法改正案が可決、成立しました。
必要な法律が、ようやく可決されたなと思います。これで、今国会の会期も事実上終了、秋の臨時国会まで、政治休戦となりますね。
しかし、今国会で思うことは、民進党の未熟さです。蓮舫体制になっても、全く変わらず、自民党や共産党と較べて際立ってますね。
共産党。はい。嫌いです。そのイデオロギー第一の体質が嫌い、民主集中制という党中央の権限が集約される中央集権体制も嫌い、党代表の任期が決まっていない、その独善性、考えの異なる者を見下す差別的言動等々、全てが嫌い。しかし、連合政権構想に民進党を引きずり込み、昨夏の参院選挙で11選挙区で勝利を収めた事実は見事です。
翻って民進党。自衛隊や皇室、経済社会体制など、共産党のイデオロギーと綱領とは相容れるはずもないのに、得票目当てに選挙協力に踏み切り、その尻馬に乗っている姿は滑稽としかいえません。共産党や社民党の選挙協力など、絵空事としか思えませんがね。
今国会でも、詐欺師紛いの幼稚園延長の国会招致に固執して審議時間を消費。その間にも朝鮮半島北部の政治勢力が、国連安保理決議違反のミサイル発射を繰り返しても、国会で取り上げることも殆どなく、民進党の政治的センス、安全保障政策のセンスを疑わざるをえません。
今国会、自民党の緩みが露出して、民進党にとっては絶好の機会でした。しかし、未熟な国会運営、重箱の隅を突いたような意味のない質問、相も変わらないブーメラン。
東京議会選挙に目を移してみれば、民進党候補が都民ファーストの会への雪崩現象。国政選挙を占うと言われる東京都議会選挙、このままでは壊滅的結果でしょうね。
自民党一強、安倍首相一強と謂れ、それが他に選択肢が無いからという論調があります。その通りだと思います。では、何故に選択肢がないのか。
共産党に投票する気など真っ平ごめん。社民党も同様。日本維新の会も不安だらけ、公明党は自民党の補完勢力でしかなく、自由党という選挙互助会になど税金の無駄遣い。
では、民進党。本来、健全たる反体政党して、奢った政権与党の受け皿になるべきですが、現在の民進党では、あの暗黒の与党時代を思い起こされて、暗澹たる気分になりことは避けられない。これが本音ですよ。
結局は、野党第一党たる民進党が見限られてしまっていて、投票率の低下と相まって、自民党の強さが際立ってます。
現政権与党、このままだと暫く安泰ですね。まあ、野合連合が政権をとるなど全く願い下げですが。
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