衝撃的なニュースですね。まさか、三菱自動車が日産自動車の傘下に入るとは。
若い頃、三菱自動車が製造販売した三菱ギャランΣターボ(中古ですが)のオーナーだったこともあり、感慨深いものがあります。
三菱ギャランΣターボ
最初に考えたのは、三菱御三家だけでは三菱自動車救済が困難だったんだな、ということです。
ただ、御三家に対しては、事前に何らの説明があったのではないでしょうか。株価にの影響がでますし、何といっても日本最大の企業集団。その影響力を考えると、事前の根回しが無かったとは考えられません。
三菱東京UFJ銀行
メガバンクの首位にして、三菱グループのご意見番。ですが、マイナス金利の影響もあり、救済の前面に立つのは躊躇したか。ただ、何らかの形で関与する可能性はあると思います。
三菱重工業
元々、三菱自動車は三菱重工の子会社、救済の一番手になってもおかしくありません。しかし、旅客船事業が大幅赤字になり、収益的にも苦しいものがりました。また、三菱リージョナルジェットを展開する三菱航空機の親会社でもあり、HⅡシリーズのロケット事業にも注力していました。
三菱自動車救済に経営資源を割きたくないのが実情だったかもしれません。
三菱商事
資源事業が大幅な赤字を計上、三菱自動車の支援まで、余裕がなかったのかもしれませんね。
日産自動車
軽自動車は、日産自動車だけでなく国内自動車製造会社のとって収益源です。その軽自動車は、三菱自動車から供給を受けていました。
三菱自動車を傘下に収めることは、長期的にも短期的にも必要不可欠ですね。考えてみれば。
ということで、最初は驚きましたが、合理的な経営判断という結論に落ち着きました。消費者の利益になる方向に運んで頂きたいです。
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