まずは、産経新聞の記事から
殺人容疑で自称祈祷師を逮捕 7歳糖尿病男児の治療放置
「腹の中に死に神が…」インスリン投与中断で7歳男児死亡 殺人容疑で自称祈祷師の男を逮捕
犠牲になった小学生は、1型糖尿病を患っており、インシュリン注射が毎日必要だったそうです。小学生がその注射を嫌がり、藁にもすがる気持ちで、この自称祈祷師の詐欺師に騙されたようです。
当然、そんな祈祷で1型糖尿病が治癒するわけはなく、最悪の結果になってしまいました。
こうした正規の医療を断り、擬似医学やカルトに騙されてしまう、残念な事例が事件が報道されると、心が痛みます。今回も、両親は良かれと考えて、当該詐欺師に頼ったのでしょうか、子供が犠牲になった責任は免れないと思います。
2010年、カルト団体による不幸な事件が発生しました。日本ホメオパシー医学協会なる、医療詐欺師団体に所属する助産師が、投与すれが助かったであろうビタミンKシロップの経口投与を行わず、同様な効果があると喧伝するレメディなる砂糖玉を投与したことで、新生児がビタミンK欠乏症で亡くなってしまうという悲劇でした。
当該助産師は、母子手帳にはビタミンKを投与したと嘘の記載をしていました。筆者は、この偽祈祷師に行為が、この助産師、日本ホメオパシー医学協会の詐欺行為と全く変わらないと思いました。
山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故
皆さん、カルトや擬似医学団体に騙されないようにしましょう。
犠牲になった小学生のご冥福をお祈りします。
合掌
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