特に気になったのは、記事中の下線にした「日本という国は、戦争ができる国になりました。日本人を代表して謝罪します-」という部分です(他にもあるのですが)。
いつ、誰が「九条の会」なる団体を日本人の代表としたのでしょうか。貴会が集団的自衛権のみならず、個別自衛権や自衛隊の存在すら認めないことは、承知しています。しかし、小生のように集団的自衛権に賛成する意見もあり、ま限定的容認、議論が足りない、個別的自衛権なら賛成等々、様々な意見があります。
しかしながら、貴会は日本人を代表して謝罪するという。貴会は、多様な意見の存在を認めず、自己の意見を日本人の代表とするのでしょうか。
大陸の某国や朝鮮半島北部とことなり、我が国は、多様な言論や表現の自由を認めています。誠に良い国です。そう考えていないのは、商社出身で、民主党が政治的任命した、前駐中国大使ぐらいしょう。
しかし、事実に則している必要はあろう。従って、貴会のみが日本人を代表しているような言辞は容認できない。撤回を求めたい。
護憲派知識人が「日本人代表し謝罪」
安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した翌日の今月2日正午過ぎ、挺対協が開いた「水曜示威(デモ)」会場となっている日本大使館前に、赤いキャップをかぶった男性が立った。男性はマイクを渡されると、日本の護憲派知識人らでつくる「九条の会」の関係者であると自己紹介し、こう話した。
「日本という国は、戦争ができる国になりました。日本人を代表して謝罪します-」
男性はノーベル賞作家の大江健三郎氏の名前を出しながら韓国語を交えて謝罪とあいさつを続け、集まった人々から拍手喝采を浴びて韓国メディアからも取材を受けていた。
��月21日には大阪市の女性グループが訪問。28日には「平和な未来を子供らに-新日本婦人の会」という横断幕を掲げた女性約10人、また6月4日には「新日本婦人の会 福岡県本部」の幕を広げた女性ら約20人が現れ、日本政府に「日本軍慰安婦被害者への謝罪と補償を」などと訴えていた。
日本からの参加者は多くの場合、慰安婦問題で日本政府を追及するシュプレヒコールに参加し、記念写真を撮って帰ってゆく。挺対協側からは「(参加者のような)日本の良心的な人々との連帯を一層強め、ともに日本政府を圧迫していかなければならない」といった具合に“日本政府包囲網構築”に利用されている。
卵を投げ入れ落書き
「集団的自衛権の行使容認反対」をテーマに、日本大使館前デモを定例化しようとする団体「平和と統一を開く人々」も出てきた。
この団体は、「在韓米軍の韓国撤収や日米韓の合同軍事訓練、軍事・防衛に関する情報共有促進のための覚書取り交わしなどに反対を唱える親北朝鮮、反保守(朴槿恵)政権の運動体」(韓国治安関係者)という。大使館の敷地内に生卵や靴を投げ入れ、慰安婦像前の路上に着色スプレーで「集団的自衛権行使容認反対」と落書きをするなど、やりたい放題だ。
あるときには参加者によって大使館前の道路が通行不能になり、公務から戻った別所浩郎大使が車両での通行を諦めて大使館敷地まで歩いて戻るなど、警護上も問題が大きい。
大使館前はデモが規制されているのだが、挺対協が「記者会見」と称して抜け道を作った。その言い分を警察が「やむを得ない」と放置した結果、水曜デモがある種の市民権を得て定着したのだ。韓国の治安筋は「日本大使館前は、韓国メディアの注目度が高く、アピール効果が大きい。慰安婦の像が設置されてから、特定の主張をする勢力にとっては定例デモの一等地となっている」と指摘する。
「外国公館の静粛の保持」(ウィーン条約)が取り戻せる日は遠いようだ。
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