漫談家の牧伸二師匠が逝去されました。多摩川に身を投じての自死と報じられています。誠に痛ましいことですね。
子供時代、毎週日曜日昼の大正テレビ寄席を夢中になってみていました。師匠のウクレレ漫談は、今のゲーニンと呼ばれる連中とは違った、エスプリの効いた素晴らしい演芸だったと思います。
師匠は、2002年に脳出血を患い、療養生活を送られました。私は、そのことを知り、自分の高次脳機能障害の参考になればと思い、ネットサーフィンをして師匠の病気の経緯を調べました。そして、ネットで公開されていた、師匠の体験談を聞き、参考にしました。そて勇気付けられました。
著名人の体験談は、市井の者には参考になることがあるんですね。それも医学的なことでなく、病気をした後のリハビリの事とか、仕事への復帰の話だとか、現在の活動だとか・・・・・・
しかも、自然死でなく自死ということ で、尚更に驚いています。多少の後遺症は、高次脳機能障害者は覚悟しているものです。その中で、病院の仲間や、同様な経験をした著名人の消息を聞くことが、楽しみというか嬉しいことがあります。その意味で、牧伸二師匠の突然の訃報を聞き、残念であり無念の思うがあります。
牧伸二師匠のご冥福をお祈りします。
合掌
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