キャッシュカードの異常取引を早期発見・富士通などが監視システム
富士通と富士通アドバンストシステムソリューションズは21日、偽造キャッシュカードなどによる異常取引を早期発見する監視システムを金融機関向けに販売開始したと発表した。
新監視システムは、過去の不正取引のデータを基に、異常だと思われる取引をリストアップ。疑惑があると思われる取引が発覚した場合、オペレーターに伝達する。希望する顧客に対し、不正出金の監視を携帯電話やパソコンへメールで通知できる。
従来は一覧表を基に顧客の取引状態を照会・判断してきたが、この手法では不正の特定に時間がかかる上、監視する側もスキルを必要としていた。
「偽造・盗難カード預貯金者保護法」が、来年の3月に施行されます。原則的に銀行に補償義務がありますから、不正使用を事前に検知する仕組みが必要なのでしょうね。数年前にあるクレジットカード企業の方と話をした時、顧客の過去の購買パターンからカードの不正使用を警告するシステムがあると聞きました。クレジット会社は、以前から不正にしようされたカードの補償をしていましたから、このような警告システムが必要だったのだと思います。銀行業界も遅まきながら、対策に乗り出していくのしょうね。
キャッシュカード犯罪への抑止力という意味でも、こういった対策が広がるといいですね。
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