この携帯電話、高機能化し且つ記憶メディア化もしていますね。当然、それに伴うリスクもある訳で、企業はラップトップPCのみならず、社員に貸与している携帯電話のリスク管理も必要です・・・・・
以下は、毎日新聞Webからの引用です。
原子力安全委:管理職が緊急用携帯紛失
原子力安全委員会の50代の男性管理職が、緊急連絡用の携帯電話を紛失していたことが22日分かった。携帯には委員や職員など173人分の電話番号や役職が記録されており、安全委は同日、使用停止手続きをとった。紛失したのは飲酒後の帰宅途中とみられ、事務局長はこの管理職を口頭で厳重注意した。
安全委によると男性管理職は21日夜、東京・霞が関付近の飲食店で酒を飲んだ後、地下鉄やタクシーを使い帰宅した。
22日朝になって、持っていたかばんがないことに気づいた。警視庁上野署からかばんを保管しているとの連絡があったため、同日午前に受け取って中を確認すると、入れていたはずの携帯電話がなくなっていた。飲んだ酒の量や紛失した場所は記憶がないという。
安全委管理環境課は「173人の方には大変申し訳ない。管理を徹底し、再発防止に努めたい」と話している。
毎日新聞 2008年1月22日 20時12分
正体無くすまで泥酔し、カバン置き忘れてしまったということなのでしょう。
その中に業務用携帯電話が入っていて、悪意ある者に持ち去られてしまったという事で、当該職員の行動に同情の余地無しです。
ラップトップPCの場合、企業の管理強化が進んでおり、PCを持ち歩く場合の規約を定め、データの暗号化、BIOSレベルのPW設定、酒席への出席禁止など対策はとられています。
しかし、高機能化多機能化の進む携帯電話の対策は、まだまだ十分とは言えないようです。
キャリアーでは、紛失した携帯電話の機能を、遠隔操作で不能にするなどのサービスを提供していますが、導入する企業は、これからということのようです。
携帯電話のコントロール、PCに比べリスクは小さいとはいえ、無視できませんね。
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