以下は、産経新聞Webからの引用です。
またしても…ウィニーで陸自資料流出
陸上自衛隊の訓練などに関する内部資料が、陸自第14旅団(香川県善通寺市)に所属する3等陸曹の私物パソコンから、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出していたことが3日、分かった。秘密情報は含まれていないが、防衛省は近く3曹や上司を処分する。
防衛省によると、3曹は許可を得ないまま部隊内で私物パソコンを使用して業務用データを扱っていた。このパソコンから取り出した内蔵ハードディスクを使い、自宅で新たに別のパソコンを自作。ウィニーを入れて使っていて、昨年8月に資料が流出したという。ウイルスに感染したとみられる。
同省では昨年2月、海上自衛隊の「秘密」情報流出が発覚。職場から私物パソコンを一掃するなどの対策を進めていたが、昨年11月には航空自衛隊員の私物パソコンからイラクに展開する米軍の情報が流出するなどしている。
防衛省/自衛隊は、情報漏洩対策として私物パソコンの使用禁止、一掃を行っていた筈なんです。それは、各種報道メディアでも報道され、当Blogでも取り上げました。以下は、その時の記事です。
ウイニー特需など
今回の記事から考えられる問題は、
(1) 三曹が私物PCを持ち込んでいた
(2) 私物PCの持込が防げなかった
(3) 私物PCに情報がダウンロードされていた
など等でしょうか。いずれしても、私物PCの使用禁止、持ち込み禁止が遵守されていれば、発生し得なかった事件です。40億もの税金を投入してまでそた施策、それが有効でなかったということです。
不二家も同様ですが、規約や手順、手続きなど定めても守られなければ、全く意味がありません。特に、多額の税金が投入されているのですから、現にある対策の徹底をしてもらいたいですね。
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返信削除PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
私の知り合いの自衛官から直接最近聞いた話です。某駐屯所(今のところはローカルレベルなのか、自衛隊全体的そういう傾向にあるのかわからないみたいですが)では、自宅にある個人持ちのpcを検閲し各自衛官の自宅を訪問する予定があるそうです。
しかも直接いじるのではなく、所有者に操作させて、中身を確認するなんてぇふざけたことをいっているそうな、自分でさわらなければ罪はないと思っているのが変です。
人のうちの財布を無神経に覗こうとする神経がわかりません。