2011年3月11に未曾有の大災害が、東北地方を中心とする東日本を襲ってから、早くも6年の時を経過しました。
今だに多くの方が避難生活を余儀なくされ、原発いじめなど陰湿で聞くに堪えない事案を報道されていますが、悲しいことです。こうした風潮が一刻も早く、解消することを祈るだけでなく、自分も出来ることを考えています。
我が家では、福島県産であろうと、購入しています。福島県から出荷されるお米は、全量検査され、放射線の影響がないと判定されています。考えてみれば、これほど安全な主食はありません。皆さん、福島県産の農産物、積極的に買いましょう。
ところで、昨年のBlogでも触れましたが、3月11日は大学一年生である次男の誕生日です。次男には申し訳ないですが、2012年の3月11日は流石にお祝いすることに躊躇を覚えました。しかし、翌年からは慰霊は慰霊、次男の誕生日は誕生日を切り分けて考えています。
まあ、我が家は息子二人、10年近く前から誕生日を正式に祝うことはなく、ケーキなどで簡単にすませていますが。因みに、私の誕生日は完全にするスルーされてます(泣)
今年も、大震災と次男の誕生日なりました。皆さんのお考えはどうあれ、東日本大震災で亡くなられた方々を慰霊すると共に、次男19歳の誕生日を簡単ですが、祝います。
昨年のBlog記事です。
東日本大震災と誕生日
地震直後、勤務先近くの日本橋小学校校庭に避難している近隣住民の皆さんと、付近の企業で働いている従業員です。
八国山と焼団子と山田うどんと埼玉西武ライオンズ。 この4つは、自分にとって郷土の象徴です。子供時代の遊び場にしてトトロの舞台と呼ばれている八国山。焼団子と山田うどんは、所沢市民のソウルフード。地元に本境地をおく埼玉西武ライオンズ。 私は、所沢生まれの元情報システムエンジニア。郷土を愛するエンジニアのBlogです。
2017年3月11日土曜日
2017年3月6日月曜日
尊厳死、安楽死について思う
文藝春秋平成二十九年二月号で、脚本家の橋田壽賀子が寄稿した「私は安楽死で死にたい」が話題になっています。九十歳を超えた氏は、延命治療を拒否するだけでなく、安楽死をも望むということだけで、著名人であるだけに関心を持った方が少なくなかったものと思います。
文藝春秋は、三月号で安楽死について取り上げています。そこで、著名人60名にアンケートを実施、回答を求めました。
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安楽死に賛成
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尊厳死に限り賛成
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安楽死、尊厳死に反対
結果は、安楽死に賛成が33名、尊厳死に限り賛成が20名、安楽死と尊厳死に反対が4名、選ばすが4名となりました。
文藝春秋三月号では、尊厳死と安楽死に関して欧米の事例を取り上げています。欧州や米国のオレゴン州では、安楽死を条件付きで認めていますが、課題を少なくないようです。
自分は、尊厳死に賛成です。というか、尊厳死だけは認めて欲しいと願っています。理由は、家族に迷惑を掛けたくないこと、遺漏など医療技術で無理な延命を望まないからです。
自分は、尊厳死に賛成です。というか、尊厳死だけは認めて欲しいと願っています。理由は、家族に迷惑を掛けたくないこと、遺漏など医療技術で無理な延命を望まないからです。
本来は、安楽死も望んでいますが、現在の日本の法制度では、医師が刑法199条の殺人罪か同202条の自殺幇助に問われます。現時点では、欧米のような安楽死で医師が免責になる規定がない以上、少なくとも尊厳死を選べる可能性が残しておいて貰いたい。
もし、安楽死まで議論まで及んでしまうと尊厳死も反対と言うことになり兼ねず、それは避けたいという考えです。
自分は脳出血を患い、高次脳機能障害者です。その障害が、将来に及ぼす影響を気にかけています。もし、何らの後遺症が顕在化し、自らの意志では回復不能になったのであれば、少なくとも尊厳死を選択しようと思います。
高齢化社会になり、だれもが穏やかな死を迎えるとは限らなくなりました。橋田氏の問いかけは大きな反響を呼びましたが、尊厳死と安楽死を考える良い機会なったのではないでしょうか。
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