2017年1月22日日曜日

天に召された友人を見送る

1月21日、22日に小学校中学校時代に学窓を共にした友人の、お通夜と告別式に参列して参りました。55歳、余りのも早過ぎる旅立ちでありました。

筆者が、所沢市立南小学校、同南陵中学校の九年間を共にした友人の訃報が、余りにも突然に飛び込んできたのは、1月13日のことでした。それから、思い当たる同級生数人に連絡を取って、事の真偽の程を確認したのですが、残念ながら事実であると認めざるを得ませんでした。

故人は、家業の設計事務所経営の他に、PTA会長や所沢市消防団第8分団などの活動を熱心に取り組んでいたこともあり、お通夜には数百名に達さんと思える参列者があり、多くの同級生や先輩後輩も顔を見せていました。

筆者は、個人の公的な活動における貢献が、多くの参列者が訪れた要因と思います。しかし、今回のお通夜と告別式で思うことは、そうした公的な活動ではなく、数十年に渡る友人としての想い出であります。

参列した友人たちを話しても、故人のそうした公的は活動ではなく、故人と過ごした友としての思い出ばかりでした。楽しんだこともあります。言い争いになったことあります。喧嘩になったこともあります。しかし、それは友人として参加した人たちにとっては、共通な思いであったと思います。

故人とは、年に数回は顔を合わしていました。西住吉や久米下組の夏祭りであったり、長久寺の除夜の鐘であったりですが、いずも同級生同士が旧交を温めるの目的であり、思い出話に花を咲かせたものでありました。もう、そうした行事に参加しても故人の顔を見ることは叶わなぬこととなりました。

故人には、お母上さまと奥様、高校一年生のご子息、ご令弟が残されました。残されたご家族のことを考えるとき、何とも言えない思いに囚われます。

我々は、故人で7名の同級生を天に送り出しました。余りにも早い旅立ちは、これが最後になって欲しいものです。

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